い ぐろ おば ない 口。 【鬼滅の刃】蛇柱「伊黒小芭内」の衝撃の過去|甘露寺との関係について

きめつふぁんに質問!いぐろおばない富岡義勇の、過去と死にかた...

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最悪な夢を見て目を覚ます。 こんなことは珍しいことではない。 あれから何度も何度も、穏やかな生活を手に入れてからも見てはいたけれど。 それにしたって今日の夢は最悪の上に最恐のパウダーをかけたかの如く、夜着が脂汗で湿る程に、目を覆いたくなるようなそれだった。 枕元に置いていた携帯に指で触れて、液晶に浮かび上がる数字を確認し、息を吐く。 何故今日に限ってこんなにも恐ろしい夢を見たのか。 今の幸せが夢ではないかと、いつか誰かに言われてしまうことに怯えているのか。 そんなことを考えても仕方ないというのに。 体を起こして部屋の明かりを点けると、ベッドの端に腰掛ける。 今から寝ても熟睡できる自信は無い。 確かこれは昨夜、酒の席で宇髄に「着音くらい派手にやっとけよ」と変えられたものだ。 起き抜けの、更に言えば最悪な夢を見た朝に聞いて楽しいものではないな。 舌打ちをしながら携帯に渋々手を伸ばすも、映し出された名前を見て光の速さで掴み取る。 「っ、もしも、」 『伊黒さん!!! 伊黒さん!? 伊黒さん、いる!? ちゃんといる!? 』 呼びかける俺の声を搔き消す勢いで、電話の主、甘露寺蜜璃が矢継ぎ早に話し出す。 いや、甘露寺? 」 『伊黒さん! 伊黒さん、伊黒さん、伊黒さん! いぐろさ ん・・・!!! 』 電話越しの彼女は、どうやら泣いているようで。 俺の名を呼びながら延々としゃくり上げている。 こんな早朝に、彼女を泣かす輩が現れたとでもいうのか。 「甘露寺? どうした、何かあったのか」 手にした携帯を軋ませつつ、努めて冷静に尋ねると、彼女はしゃくり上げながら、夢を見たの、と話し始めた。 『怖い夢、昔の夢。 伊黒さんが居なくなるの。 すごく怖かった。 伊黒さん、血まみれで、呼んでも動かないの』 目が覚めた時、自分が今どの世界に生きているのかも分からなくて、足元が崩れていくようで恐ろしかった。 そう続けて、彼女はまた泣きじゃくる。 『わたし、わたし、自分が死ぬのは怖くないの。 でも、伊黒さんが居なくなるのはいや、伊黒さんが、死んでしまうのはいやなの』 彼女の声は、何よりも辛そうなそれであるのに、俺の胸の中はというと、不思議と靄が晴れていくようで。 俺の心の中を開いて、君に見せることができたなら、君は笑ってくれるだろうか。 君と同じ夢を見て、つい数分前に飛び起きたところだと打ち明けたら、君はどんな顔をするだろうか。 泣いている君を前に不謹慎極まりないが、今の俺はさぞ情けない表情をしているに違いない。 『伊黒さん、いぐろさん・・・ッ・・・本当に怖かったのよ、だから』 俺の表情など見えていない甘露寺は、束の間口を閉ざした俺に不安が増したようで、再び早口で言葉を紡ぎ出す。 「うん、甘露寺」 『本当よ、本当に、嘘じゃないの、ほんとうに』 「分かってる、甘露寺。 「・・・蜜璃。 泣かなくて、いい」 できるだけ、ゆっくりと。 俺の声が、彼女の心に染み込むように。 彼女が抱えている闇を、僅かでも晴らしてやれるように、ひとつひとつの言葉を丁寧に紡ぐ。 「時計が見えるだろう? 見てみるといい。 あと2時間だ」 「いぐろ・・・さん? 」 「あと2時間もすれば、逢える」 あと、2時間。 ほんの2時間もすれば、俺たちはふたりで誓い合った場所で逢えるだろう。 そう付け足すと、彼女はまたしゃくり上げて、それでもほんの少し笑みを含む声で、幼子のように俺の名を繰り返し呼び始めた。 『いぐろ、さッ・・・いぐろ、さん、嘘じゃない、のよ、ね? 夢だけど、夢じゃないのよね? わたしたち、本当に』 返された言葉が何処かで聞いた台詞のようだったから。 俺は不覚にも吹き出してしまい、何かのアニメのようだなと呟いたら、茶化さないでと叱ら れてしまった。 『もう! わたし、わたし本当に』 「嘘でも、夢でもない」 きっと、頰を膨らませながら反論しているであろう彼女の声を、短く遮る。 一呼吸置いて付け足すと、彼女はまた泣き出してしまった。 随分昔の俺なら、また泣かせてしまったと困惑し、更には自己嫌悪の渦に飲まれて自滅しそうなものだが、今はどうして根性が据わったもので。 甘露寺の泣いている理由が、嬉しいからだと手に取るようにわかるから、少しも怖くない。 もう一度、泣かなくていい、と言おうとして、口を噤む。 そして改めて、好きなだけ泣くといい、と言い直す。 涙が枯れたら、今朝見た夢の話をしよう。 君と同じ夢を見て飛び起きた俺の話だ。 君と同じように、今の幸せを信じられずに、ただ怯えていた俺の話を聞いて欲しい。 そして笑い飛ばして欲しい。 もう鬼などいない世界で、怯えるものは何も無いということを。 君が隣に居てさえくれれば、俺はどこまでも強く在れるということを。 電話越しに聞こえる君の声が、やっと少し明るくなってきた。

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【アニメ】鬼滅の刃・柱メンバーの最強強さランキング!能力や声優についても

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立派な墓だ。 黒い石は、多くの墓に紛れてもなお、目を見張るほど大きくて、居丈高に周囲を威圧している。 伊黒はそれをなおざりに清めながら、小さくため息をついた。 伊黒の家族は、昔みんな燃えて死んだ。 ろくでもない人々で、伊黒は彼らを嫌っていた。 彼らは怪しい宗教団体を運営していて、善良な人間たちから巻き上げた金で、豪華な生活をしていたのだ。 それが、燃えた。 大きな火が、まるで蛇のような生き物のように、空へうねってのぼる情景を、伊黒はよく覚えている。 彼女はその火をすぐ近くで見ていた。 それどころか、誰か追い詰められたような顔をした男が、タンクを持って走っていたのも知っていた。 それなのに、彼女は通報もせずに逃げ出した。 そうして、あれだけ大きかった建物は、たった一日で灰になった。 山奥にあったので、伊黒以外の誰もその火事を知ることなく、翌朝地元の人間が、焼け跡をようやく見つけたらしい。 伊黒の親族はみんなそこに暮らしていたから、みんな死んだ。 自分が殺したようなものだと、彼女はそう考えている。 他人の苦しみに胡座をかいて生きていた彼らは、死んで当然だ。 彼らが死んだことに、少しも悲しさを感じない。 それでも、人を殺すことは罪深い。 伊黒はかつての大きな炎に、彼らが泣き叫ぶ様を幻視した。 伊黒が彼らをみんな殺した。 腐った五十人の姉たちは、地獄の底で、伊黒が死ぬのを待っている。 その季節が、この頃だった。 伊黒はもう、彼らが死んだ正確な日も覚えていない。 墓の掃除をするのは、彼女以外にするものがいないからで、これだけ大きい墓になると、放っておくのも寺に迷惑だからだ。 彼女は仏花を持って立ち上がると、ふと辺りを見回した。 冬も終わるこの時期は、墓地にはほとんど人がいない。 しかし、その日は一人だけいた。 伊黒と同じ年頃の少女が、ぽつねんと墓前に立ちつくしていた。 彼女の横顔は子どものように幼かったのに、屈み込んで、それから墓の周りを掃く様は、妙に手慣れていた。 伊黒はそれを、遠くから見ていた。 彼女がしゃがむごとに、スカートがふわりと浮き上がって、白いショーツが見えていたことが、ずっと気にかかったけれど、それを指摘する距離ではなかった。 桜が咲き、胸元に赤い花をつけた伊黒は、教室に見覚えのある少女を見つけ、驚いた。 あの墓にいた少女だった。 彼女は自分の席に座り、窓の外を見ているようだった。 ちょうど彼女の目線の先に、背の高い男子が立っていて、彼女の位置からは外の様子は見えないだろうに、まるでその男子を貫通するような力強さで、彼女は眼差しを向けていた。 昼休みになると、彼女はすぐに席を立った。 弁当袋を持って騒がしい教室を抜け出す彼女を、伊黒は少し考えてから追いかけた。 特段深い理由はない。 ただ、このかしましい教室よりは、彼女の方がずっと気にかかったのだ。 彼女は階段をのぼると、迷いなく屋上の扉を開けた。 たしかに、屋上に上がってはならないという話は聞いていない。 伊黒もついで、屋上の扉を押し開けた。 燦々と光る太陽の下で、眩しげに目を細めた彼女が、そっと口の端を持ち上げた様が、不思議に印象的だった。 それから、彼女たちは共に昼食をとるようになった。 少女の名前は冨岡義勇といった。 彼女は内気だったけれど、おどおどしているわけではなく、ただずっと黙ったままでいた。 そうして時折口を開いたかと思えば、頓珍漢なことを言う。 それが苛立たしくもあり、しかし子どもと思えばかわいかった。 それからしばらくして、その少女たちの集まりに、不死川という男も加わるようになった。 彼の顔は傷だらけで、それが恐ろしかったのか、クラスでは遠巻きにされていた。 はじめ、彼は屋上の離れたところで昼食を摂っていたけれど、冨岡が突然話しかけた。 不死川は冨岡の要領の得ない話にも、辛抱強く付き合った。 彼は親切な男だった。 女に親切な男というものを、伊黒はあまり好きではなかったが、不死川の不器用さのようなものを、憎むことはできなかった。 伊黒の一人暮らしのマンションに、冨岡を招いたこともあった。 家は燃え、財産は何かわからないものに消えたそうだが、彼女の直接の親には残るものがあった。 それを弁護士経由で渡されて、使っている。 だから、それなりに綺麗な家だ。 あんな詐欺紛いの宗教団体だったのに、訴えられる前に燃えたせいで、詐欺被害者と呼べる人はひとりもいなかったらしい。 そうして残った金を、どうしようもないと使っている自分も醜い。 成人すれば、今まで使って分も含めて手放そうと思っているが、そんな金を、どこにやればいいのかもわからない。 居間のうすっぺらなソファに、冨岡はよく座っている。 ソファが珍しいのだと言う彼女は、青っぽい黒目に喜色を浮かべて、それがほんの少しだけかわいい。 骨張った膝を抱えて座る様子は、傷付いた少女のようなのに、彼女はちっとも弱々しいところがない。 あくまで、純朴な子どものようでいる。 そしてうれしそうにアイスの入ったモナカを食べて、食べた端からソファに溢す。 伊黒は清潔な性質だったから、その度に冨岡を怒ったが、彼女にはどうしようもできないようだった。 あまりにも食うのが下手くそなのだ。 彼女は弁当の米すらまともに食べることができない。 真冬に開け放した窓から顔を突き出して、伊黒は外を見ていた。 枯れたように見える木からは、最後の葉が吹き飛ばされて、ビニル袋や塵と一緒に空へ舞い上がっている。 教室の奥では、クラスメイトが迷惑そうな顔をしていたが、何も言わないならば伊黒には関係のないことだ。 しばらくして、見知った声が外から聞こえて、伊黒はそれを目で追った。 思った通りに、冨岡がいた。 彼女は伊黒の知らない男子生徒と並んで、幸福そうにはにかんでいた。 そういう彼女の顔は、子どもっぽいというよりは、繊細な少女のようで、伊黒は微かに眉を顰めた。 普段ならばなんとも思わない、彼女の剥き出しの膝や黒いハイソックスが、なんだか不愉快なものに見える。 黒板の前でかしましくしている女子生徒と、あそこにいる冨岡が、寸分の違いもないもののように思えてならなかった。 「冨岡だ」 と、知らない間に隣に来ていた不死川が言った。 彼とは共に昼食を摂るようになってから、教室でも話すようになっていた。 「隣にいるのは錆兎かァ」 「誰だ」 「知らん。 先輩だ」 鋭い伊黒の言葉に、不死川は肩を竦めた。 「名前呼ばれてんの聞いたことあるだけだから、名字も知らねェ」 彼らの会話が聞こえたわけでもないだろうに、冨岡がふと顔を上げた。 ばちんと、視線がぶつかった。 思い立って、伊黒が片手を上げてやると、冨岡は目元を綻ばせて手を振った。 その様が、やっぱりありきたりな少女のようで、あるいは子どものようにも見える。 彼女の隣の錆兎という男が、伊黒に軽く会釈をした。

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伊黒小芭内(いぐろおばない)まとめ【イラスト・蛇の名前・技・誕生日】

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右目が黄色、左目が緑色なのが特徴的。 口元には常に 包帯を巻いている。 首に「 鏑丸」という蛇を這わせている。 概要 名前 伊黒小芭内(いぐろおばない) 階級 蛇柱 性別 男 誕生日 9月15日 年齢 21歳 身長 162cm 体重 53kg 出身地 東京府 八丈島 八丈富士 趣味 川柳、俳句、飴細工を作っているのを眺めること 好物 とろろ昆布 声優(CV) 鈴村健一 人物像、性格 基本的には 他人を信用しておらず、冷たい態度を取ることが多い。 産屋敷耀哉と他の柱だけは信用している。 甘露寺に恋心を抱く 恋柱の 甘露寺蜜璃には恋心を抱いており、文通をし合う仲。 炭治郎が甘露寺と喋った際には「 馴れ馴れしく甘露寺と喋るな」と嫉妬混じりに脅したこともある。 鬼を嫌うことの背景 鬼に想いを持つものですら嫌うようである。 伊黒がこれほどまでに鬼を嫌い信用しない理由は過去の出来事から由来している。 女ばかり生まれる一族に、 370年ぶりの男として生まれる。 座敷牢の中で暮らしていたが、母や姉妹から毎日過剰なまで豪華な料理が運ばれてくるなど異常に思える親切を受けており、疑問を抱いていた。 12歳になり、座敷牢から解放され豪華な部屋へ招かれた。 そこには 下半身が蛇の女の鬼が鎮座していた。 実は伊黒の一族は、この 蛇鬼が殺した人間の金品を売り生計を立てていたのだ。 その代わりに蛇鬼に 自分たちの生んだ子を生贄として捧げていた。 小芭内は珍しく生まれた男の子ということで、わざと成長させ大きくなったところを蛇鬼に捧げるとのこと。 異常なまでに豪華な料理が毎日運ばれてきたのはこのせいであった。 伊黒小芭内の口元の包帯の秘密 蛇鬼は自身の口の形と揃えたいと言い出し、 小芭内の口の端を切り裂いた。 今でも 口元に包帯を巻いているのはこの傷を隠すためである。 首元の蛇の名前は鏑丸 その後、再び座敷牢に戻った小芭内だったが、後に喰われることが怖くなり、逃げて生きることを決断。 盗んだかんざしで牢の格子を削ぎ続けた。 その際に1匹の蛇が迷い込んできたが「 鏑丸」と名付け、自身の心の拠り所にしていた。 ついにある日格子を削り壊し、脱出に成功。 蛇鬼に気づかれ追いかけられるも、間一髪のところを当時の炎柱に助けられる。 しかし助けられたあと、生き残った従姉妹に「あんたのせいで皆殺された」と明かされ正しい選択をしたはずの小芭内は心を病ませ、自身を卑下するようになってしまった。 この出来事から鬼に対して強い敵対心を持つようになり、鬼殺隊へ入隊し、鬼に気持ちを全てぶつけた。 鬼を倒し人に感謝されると、だんだんと自分を良く思えるようになった。 鬼舞辻との決戦 鬼舞辻無惨との決戦では 大嫌いである炭治郎と共闘。 しかしながらも息揃った動きを見せた。 炭治郎に支えられる場面では、感謝を述べる姿もあり ついには「 2人ならできる」と炭治郎を認めた。 身体能力 柱の中では 胡蝶しのぶに次いで2番目に力が弱い。 しかしその弱さを補うようなテクニックを身につけており、第47話では自分より力が強い炭治郎を押さえ込む姿が見られた。 名言 第195話 「絶対にここから逃がすな 二人ならできる!!」 鬼に情けをかける炭治郎を心の底から嫌っていたが、 命を懸けて無惨に挑む姿を認め、共闘する。 声優 鈴村健一(すずむらけんいち) 新潟県出身。 ・おそ松さん(イヤミ) ・曇天に笑う(比良裏) ・文豪ストレイドッグス(田山花袋) ・炎炎ノ消防隊(武久火縄) など人気アニメの声優を務める。 伊黒小芭内のイラスト Twitterで伊黒小芭内のイラストを書かれている人が多くいたのでご紹介します。 [リク絵]鬼滅の刃 伊黒小芭内 描いてみた 👧🏻🐍🐍🐍 draw Kimetsu no Yaiba Obanai Iguro 😺スマホ壁紙も使ってね!use mobile wallpaper 😺アイコン、ヘッダに使用OK! 😺ネップリOK!

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