ゲンタシン やけど。 【第132号】 熱傷の初期治療について ・やけどに使用されるお薬

ゲンタシン軟膏の効能がよく効く7つの皮膚の不調

ゲンタシン やけど

ゲンタシンの特徴 ゲンタシンの外用薬は抗生物質のゲンタマイシンを含み皮膚の化膿、感染を防ぐ効果がある薬です。 化膿性皮膚疾患の主な原因菌として、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌がありゲンタシンはこれらの菌に対して殺菌的な効果を発揮します。 ゲンタシンの外用薬にはゲンタシン軟膏、ゲンタシンクリームがあり、用途に応じて使い分けができます。 ゲンタシンの効果 ゲンタシン外用薬は皮膚の化膿を引き起こす細菌に対して効果が期待できます。 ゲンタシン軟膏、ゲンタシンクリームの適応菌種、適応症の詳細は以下の通りです。 〈適応菌種〉 ゲンタマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、慢性膿皮症、びらん・潰瘍の二次感染 ゲンタシン軟膏0. 1%/ ゲンタシンクリーム0. 1% 添付文書 ゲンタシンのやけどの使用 ゲンタシン外用剤はやけどなどでも使用されることが塗り薬です。 ただし、ゲンタシンそのものには炎症を抑える効果はなく、あくまで感染を防ぐことに効果がある薬です。 応急処置としてゲンタシンの使用のみでは適切な処置とは言えず患部の症状に応じて医師の診察を受けるようにするのが安全と言えます。 ゲンタシンの痔への効果 ゲンタシン外用剤は痔に対しては積極的に使用する薬とは言えません。 痔の場合に使用する主流の薬は、細菌に対する成分と炎症を抑える成分を含む製剤が使われることが多く、場合によっては局所麻酔作用がある成分を含むものもあります。 抗生物質のみであるゲンタシンを使用することはあまりなく、医師から指示のある場合を除き、自己判断で使用するのは避けましょう。 ゲンタシンの口角炎への効果 ゲンタシンは口角炎に対しても使用されるケースはありますが、ゲンタシンそのものの効果は感染を抑えるのみであり、炎症を抑える効果はありません。 口角炎などの炎症は、ステロイドなどの炎症を抑える成分を含む製剤の方が向いているケースが多く、医師からの指示がある場合を除き、自己判断で口角炎へ使用するのは避けましょう。 市販薬として口角炎に向いている薬として、口内炎軟膏大正A、メンソレータムメディカルリップなどもあります。 ゲンタシンはステロイドではない ゲンタシンの外用薬はいわゆるステロイド薬ではなく、抗生物質の塗り薬です。 したがって、抗炎症作用はなく、あくまで化膿止めとしての作用のみとなります。 ゲンタシンの使い方 ゲンタシンの外用剤は1日数回患部に塗って使用します。 また、ガーゼなどに伸ばしてそれを貼っておく方法でも使用できます。 ゲンタシンの用法用量の詳細は以下の通りです。 1日1~数回患部に塗布するか、あるいはガーゼなどにのばしたものを患部に貼付する。 ゲンタシン軟膏0. 1%/ ゲンタシンクリーム0. 1% 添付文書 ゲンタシンの陰部や顔への使用 ゲンタシン外用剤は場合によっては顔や陰部などのデリケートな部分でも使用するケースがあります。 医師から顔や陰部のへの使用を指示されている場合はその通り使用しても問題ないでしょう。 ただし、医師からの指示ではない場合では自己判断で使用することはやめましょう。 ゲンタシンは抗生物質のみの成分であり、薬自体が炎症を和らげる作用はありません。 感染を防ぐ効果がありますが、ウイルス性のものや細菌の菌種によっては効果がなく、患部にゲンタマイシンの抗生物質が必要な状態であるかの判断は専門家でないと難しいケースもあります。 必ず医師の指示に基づいて使用するようにしましょう。 ゲンタシンの副作用 ゲンタシンの外用剤の副作用はほとんどありません。 主なものとしてほうこくされているものは発疹等ですが、こちらの頻度も0. また、腎障害、難聴の注意喚起もありますが、実際にこれらの副作用がおこる可能性はほとんどなく、頻度も不明とされています。 長期連用の場合は念のため、気をつけるようにしましょう。 ゲンタシンの薬価、ジェネリック ゲンタシン外用剤の薬価は2018年4月改定時点で1gあたり11. 3円とされています。 10gの製品1本あたり113円の計算となります。 なお、ゲンタシン外用剤の軟膏にはジェネリック医薬品が販売されており、ゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%の名称で販売されています。 薬価や1gあたり7. 1円とされており、ゲンタシン軟膏よりも安価となっています。 また、ゲンタシンクリームにはジェネリック医薬品はありません。 ゲンタシンの市販での購入|薬局での販売は ゲンタシンの成分であるゲンタマイシンを含む外用剤は市販薬としては販売されておらず、通常の薬局や薬店において市販で買うことはできません。 しかし、他の種類の抗生物質と抗炎症作用のあるステロイドを含む外用剤は販売されており、フルコートfやベトネベートN軟膏ASなどが代表的な製品として挙げられます。 いずれもフラジオマイシン硫酸塩の抗生物質を含んでおり、化膿止めのとしての効果も期待できますが、ステロイドを含んでいる点には注意しましょう。 薬を使用する際には必ず薬の説明書や添付文書を確認し、医師や薬剤師から指示された用法・用量で使用してください。 また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。 今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。 予めご承知ください。

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ゲーベンクリームをやけどに使うと痛い!それは皮膚を溶かすから?

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低温やけどを起こしやすい熱源• カイロ• 湯たんぽ• ストーブの弱い熱• ホットカーペット など カイロには、「長時間使用しない」「直接肌に貼らない」などの注意書きがあります。 カイロが直接肌に触れることを避け、下着の上から付けるかハンカチなどに包んで使うようにします。 「貼るタイプ」は、絶対肌に直接貼らないこと• 肌の弱い方は低温やけどにご注意ください。 カイロ工業会「カイロを使用するときの注意」抜粋 ゲーベンクリームの成分 ゲーベンクリームは スルファジアジン銀を主成分とする臭いのある真っ白な塗り薬です。 スルファジアジン銀には 抗菌効果は耐性菌ができにくいといわれており、抗生物質で耐性化した細菌にも効果があったという報告もあります。 ゲーベンクリームに皮膚を溶かす効果はない ゲーベンクリームは「 皮膚を溶かす塗り薬」と説明される場合がありますが、この説明は半分あたっていますが、半分はまちがっています。 その理由はこうです。 ゲーベンクリームの抗菌効果でやけどに付着した細菌が死滅し、やけどのまわりの皮膚が剥がれ落ちていきます。 その様子が、 皮膚を溶かしているようにみえるだけで、ゲーベンクリームには 直接皮膚を溶かす効果(壊死組織融解作用)はないからです。 ゲーベンクリームの効果は、あくまでやけどによる 細菌感染の防止です。 疾患 有効率(効果) 中等度の熱傷 (やけど) 75. 6% 高度の熱傷 (ひどいやけど) 69. 8% やけどの皮膚を溶かすとは 「皮膚を溶かす」 恐ろしく聞こえるかもしれませんが、やけど治療では普通に行われている医療行為です。 感染・壊死組織を 外科的に除去したり、 薬で溶解する(皮膚を溶かす)ことを デブリードマンといいます。 やけどで細菌が感染した壊死組織が正常な皮膚に影響を与えるため、やけど治療の妨げになります。 ですので、何らかの方法で取り除かなくてはならないのです。 ゲーベンクリームは痛い(しみる) ゲーベンクリームはやけどの傷口が隠れるくらいたんまり塗ります。 そのため、しみて痛いです。 (クリームはしみやすい) 重要な基本的注意 軽症熱傷に使用すると、疼痛がみられるので使用しない ゲーベンクリーム添付文書より 主な副作用 副作用頻度 疼痛(痛み) 4. 12% 白血球減少 2. 58% 発疹 0. 77% (再審査終了時) ゲーベン軟膏があればいいのですが、残念ながらありません。 『』 もし、痛すぎてどうしようもないときは水でサラッと洗い流せます。 ゲーベンクリームはやけどに接触が必須 ゲーベンクリームが痛いのであれば、やけどにうっすら塗れば痛みはマシかもしれません。 しかし、ゲーベンクリームのスルファジアジン銀は、抗生物質(など)のように皮膚から吸収されて効果を発揮する薬ではなく、 菌との接触により直接抗菌効果を発揮する薬です。 そのため、そのような使い方をすると期待した効果が得られないでしょう。 『』 ゲーベンクリームを使う時期 中等度から重度のやけどはこのような過程を経てよくなっていきます。 黒色期(壊死組織除去期)• 黄色期(感染制御期)• 赤色期(肉芽(にくげ)形成期)• 白色期(上皮形成期) ゲーベンクリームは抗菌効果を期待して使うため、 やけどの初期(黒色期~黄色期)に使います。 ゲーベンクリームは補水効果も期待できるため、滲出液がたっぷり出ているやけどの傷ではなく、 滲出液の少ない傷に使います。 滲出液がたっぷり出ている軽いやけどにはが有効です。 『』 ゲーベンクリームの使い方 やけどは「冷却しながら創部を洗浄する」という初期対応が大切です。 1日1回、やけどを覆うのに 十分な厚さ(約2~3mm)のゲーベンクリームを塗る• (医師から指示があれば)塗ったゲーベンクリームをガーゼや包帯などで軽く覆う 『 』 軽いやけどはキズパワーパッドで十分 医療現場ではやけど治療にが取り入れられています。 湿潤療法を自宅でも簡単にできるようにした新タイプの絆創膏が、キズパワーパッドです。 キズパワーパッドは、やけど・擦り傷・切り傷を早くきれいに治す効果があります。 『』 キズパワーパッドは使い方が特殊ですが、キズパワーパッドは貼り替えるタイミングの見極めさえできれば、貼ったら基本的には貼りっぱなしでOKで、使い方(貼り方、剥がし方)自体は簡単です。 『』 まとめ• ゲーベンクリームは、スルファジアジン銀を主成分とする塗り薬• ゲーベンクリームは、皮膚からで吸収されて効果を発揮する塗り薬ではない。 菌と薬の接触により抗菌効果を発揮する• ゲーベンクリームはやけどに塗るとけっこう痛い(副作用)• 痛いのは皮膚が溶けているからではなく、ゲーベンクリームそのものが原因である.

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【注意】エルタシン軟膏はやけどに効果的ですが副作用もあるんです!

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スポンサーリンク 熱いものなどに触れると、皮膚組織が破壊され炎症が引き起こされることによってできるやけどは、誰もが一度は経験があるのではないでしょうか。 やけどと言っても、その症状は様々で三段階に分類されています。 一番軽いものは、赤みを帯びる程度で跡などは残らないもので、日焼けなどが分類されています。 冷たい水で冷やすなどして、様子を見る程度で治るものが多いとされています。 しかし、それ以上重度のやけどになると、慎重に治療などの対応をしていく必要があります。 水膨れができてしまっている場合など、破れないように気をつけながら感染などに注意して治療をしなければ、跡が残ってしまう場合が多くあります。 そういった治療の中で用いられるのがゲンタシン軟膏という外用剤です。 ゲンタマイシンというアミノグリコシド系の抗生物質が主成分の外用剤で、様々な菌を殺菌したり増殖を防ぐ効果があります。 では、どういったやけどの場合に用いられるのでしょうか。 スポンサーリンク ゲンタシン軟膏は、感染の恐れがあるときや感染してしまった場合、つまり、やけどの場合では水膨れが破れて感染を起こしてしまったときや、患部がジュクジュクした状態になっているときに効果を発揮します。 ジュクジュクした状態の皮膚は、細菌による感染が非常に起こりやすくなっていて、放置していては菌に感染して悪化してしまいます。 そんなときにゲンタシン軟膏を塗ると傷口が保護され2次感染を予防することが出来ます。 またゲンタシン軟膏にはステロイドが配合されていませんので、副作用はほとんどないと言われています。 おむつかぶれなどにも頻繁に使用されているくらい、肌に優しい薬です。 稀に体質や体調などによって発疹や発赤、痒みや腫れを引き起こすことがありますので、そのような場合は直ちに使用を中止して、医師の判断を仰ぐことが大切です。 使用期限は半年程度となっていますので、正しく使用することによってやけどの傷に効果を発揮してくれる安心な薬です。 スポンサーリンク.

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