国民的な大ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』シリーズの人気について、日野氏は最近は定番になって若干落ち着いていると語った。 その理由として、これまではレベルファイブが発売するゲームソフトと、アニメ、玩具、そして映画と連動するクロスメディア展開で大きなムーブメントを毎年起こしてきたが、2018年はゲームのプラットフォームがニンテンドー3DSからNintendo Switchへと移行したことで、ゲーム制作に時間がかかってしまい、同時期にリリースできなかったことが、さらなるムーブメントを起こせていない状況を生んでいると分析。 だが、いよいよ2019年には『妖怪ウォッチ』シリーズの最新作がNintendo Switch用ソフトとして大きな進化を遂げて発売を迎えるため、そこに合わせて、社を挙げての大規模なクロスメディア連動を予定しているという。 この展開について、今回の戦略発表会では3つの要素にスポットを当てて紹介されていった。 まずひとつ目の新展開は、クロスメディアの大きな柱のひとつでもあるアニメについて。 現在放送中の『』の物語が大団円を迎えた後、新たに2019年4月9日より、『』として生まれ変わった内容のアニメ展開がテレビ東京系列で放送開始される。 未来を舞台に、ナツメやトウマ、アキノリたちの活躍を描く『妖怪ウォッチ シャドウサイド』から一転、2019年新シリーズとなる『妖怪ウォッチ!』。 会場では、その最新映像が世界最速で公開された。 残念ながら映像はお伝えできないが、その内容は、以前の主人公だったケータや、おなじみジバニャンにウィスパー、コマさんといった人気妖怪たちによるバラエティー色の強いコメディータッチの物語になっていた。 ふつうの毎日にうんざりするケータの前に、久しぶりに帰ってきたジバニャンとウィスパーが、「1年間の修行の成果を見せるニャン!」と気合を入れつつもしょうもない(いい意味で)脱力系のギャグをかますといった、いかにも『妖怪ウォッチ』的な展開が見て取れるもので、今回はアニメの第1シーズンのように、30分の中にいろいろなコーナーや物語をオムニバスで描く内容になり、そのすべてが新しいが用意されているという。 アニメと玩具の連動も期待がかかるところ。 並々ならぬ思いを込めて開発されている『妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』は、Nintendo Switchで2019年6月6日に発売される予定だ。 そして、最後に発表された3つ目の新展開は、まさに驚愕の内容に。 この妖怪ウォッチJamの第一弾は、毎年恒例で放映されている『妖怪ウォッチ』シリーズの映画として、2019年末に『』を発表! 公開された入学式の自撮りのようなビジュアルには、どこかジバニャンに似た主人公や、コマさんに似た友だち、メラメライオンやふぶき姫のような同級生と思しき人物が描かれている。 日野氏によると、妖怪っぽい見た目の彼らは、ひとつの街かと思うほどに巨大なエリート校に通う人間たちで、玉ねぎのような少年は、いろいろな問題をたまたま解決していく少年なのだという。 発表会の最後には、『妖怪ウォッチ』シリーズのクロスメディア展開の大きな柱を担ってきた、老舗玩具メーカーであるバンダイの代表取締役社長、川口勝氏が登壇。 日野社長とともに、新展開への展望を語らうスペシャルトークコーナーが設けられた。 川口氏は、『妖怪ウォッチ』のライセンシー展開で協力してきたバンダイは、こうした新展開でも中心となって盛り上げられるように挑むと熱弁。 あらためて今回の発表を目にして、『妖怪ウォッチ』の世界観が、男女ともに魅力を伝えられる幅広いポテンシャルを持っていると再確認できたと話した。 一方の日野氏は、レベルファイブが挑戦して、たくさん新しいものを生み出したいという気持ちをバンダイさんは受け止めてくださり、『』でも、新機軸のYSPウォッチにも、バンダイさんのアイデアが数多く込められており、驚きを増幅するものになっていると絶賛。 川口氏は、6年目に入るほどに継続したシリーズの魅力は、新しさへの挑戦にあると話す。 シリーズ作品は継続すると定番の内容をくり返しがちだが、『妖怪ウォッチ』は新しいことへ恐れずにチャレンジを続けながら、継続してきている点こそが強さのカギなのではないかと感じ、こうした新しさを求める姿勢を、玩具制作の面でもともに挑戦していきたいと語った。 具体的には、集めることがアツく楽しいコレクションアイテムの展開に注力したいと感じているという。 日野氏は、シリーズを続けてきたが、始めから子ども向けとして制作してきたわけではなく、つねにファミリーで楽しめる幅広い魅力を追求してきたことを、あらためて『妖怪ウォッチ』シリーズを見つめ直して感じたと語った。 これを聞いた川口氏は、これまで玩具の最重要ターゲットは子どもたちだと位置づけてきたものだが、むしろオールレンジに向けた、家族で楽しめるものをターゲットにすべきなのだと「話を聞いて、いま思いました」と新たな気づきがあったことを話すと、会場には驚きの声も。
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次の妖怪ウォッチの映画第6弾が公開決定! 妖怪ウォッチといえば、レベルファイブより発売されているゲームソフトを原作とたTVアニメが 2014年1月から2018年3月までの期間に放送され、大人から子供まで幅広い層から支持された人気作品です。 そんな本作は、TVアニメ放送の年の2014年から毎年映画が公開されています。 ツイッターや公式サイトによると、「映画 妖怪ウォッチ 第6弾」が2019年冬〜公開となることが明かされています。 ちなみにタイトルも公開されており、「映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか 仮 」となるようです。 今回のタイトルは、「映画 妖怪学園Y」となっており、 これまでのシリーズに入っていた「妖怪ウォッチ」という文字が入っていません。 さらに、公開されたビジュアルでは皆が制服のようなものを着用しているような・・・・ まだまだ明かされていない情報が多い本作。 どのようなストーリーとなっているのか、どのようなキャラクターが登場するのか、 この辺りの詳細情報については続報を待ちましょう! さらに、 映画情報の他、Nintendo Switch用ソフト「妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている」が 2019年6月6日より発売となることも同時に発表。 こちらにも注目していきたいところ。 妖怪ウォッチとは? 出典: 妖怪ウォッチは、 コミック、ゲームソフト、玩具、アニメ、映画など、様々なクロスメディアプロジェクト展開を 企画し、今や小学生を中心に国民的人気アニメとなっています。 本作品は、 妖怪を見ることのできる不思議な時計・妖怪ウォッチを手にいれた 主人公が、いたる所に出没する妖怪たちと友達になり、街の人たちの悩みや問題を解決していくという物語を描いています。 また、2014年には『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』として初の映画化。 公開2日間の興行収入が16億円を超え、東宝映画史上最高記録を更新、最終興行収入も 78億円と2015年度の邦画No. 1作品となるなど社会現象を巻き起こしました。 続く劇場版第二弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』も、興行収入50億円を超える大ヒットを記録しています。 その他、毎年映画が公開となっています。
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