やっぱり 神様 なん てい なかっ たね。 日常で遭遇した不思議な体験。未だに謎の実話5選|いまいちど.ログ

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やっぱり 神様 なん てい なかっ たね

プロローグ 維持神ヴィジュヌ 維持と守護を司る神。 この神は、世界が悪の脅威にさらされた時や、混沌に陥ったときに地上に降りてくる。 よって、今回もそうなのかもしれない。 「愚者」の《変貌》 それを神々は、もしかしたら悪の脅威だの混沌だのと判断したのかもしれない。 それは、神が言うんだから仕方ない。 しかも元々、「愚者」はもともとの意味から外れている。 こうなった場合の答えは一つ。 これは、本当に「愚者」なのか?。 いや、そもそもタロットですらあるのか?。 本来、モノの形や役割が変わることはほとんどない。 人間という生き物が、石油を燃料にしたり、ただの石から始まった文明を作り上げるなど。 そんなことを除けば、役割や意味、性質の変化など、すぐに思いつくものではない。 実際問題、人間が意味や役割を変えた石油だの石の文明だのは、今ある世界にダメージを与えている。 これは、まぎれもない事実。 それほど、意味や役割の変化というものは、世界に深刻なダメージを与えるのだ。 そこで一つ質問をしよう。 もし、だ。 もしも世界の意味や力などを司る22枚のタロットのうち一枚、「愚者」の意味が変わったり、消えたりしたらどうなる?。 そうなった場合、少なからず、世界には影響が出るだろう。 人だって死ぬかもしれない。 地震が年がら年中起きるかもしれない。 もしそれを聞いた人がいたら、すぐにでも「愚者」を殺しに行くだろう。 神ですら。 連合国ですら。 部下ですら。 全てのものが、「愚者」に牙をむくだろう。 それどころか、神が全て片付けてくれると聞けば、避難もしないで、いつもどうりの日々を送るかもしれない。 たった3人の、ちっぽけな家族を除けば。 第一章 笑って見送れ 分散したチャクラムは、連合国の一軒家に全て降り注いだ。 何千発、何億発、それ以上かもしれない。 その神の一撃は、全てを維持するための破壊。 そして、一つの家族を引き裂く一撃。 人間が耐えられるはずが無かった。 なのに。 立っていた。 その4人はまるでこちらに宣戦布告でもするかのように、己の武器をこちらに向けていた。 一つは鎌 一つは赤い刀 一つは果物ナイフ 一つは赤い棒 それらをこちらに向けている4人を見て、神は思った。 正確には、果物ナイフを持った少女を見て。 どこかで、会ったことがあるか? 見覚えがあった。 ただ、よく覚えていない。 覚えているのは自分に向かって、誰かが自分の胴に向かって、剣を突きつけている者だけだ。 刺さってはいなかった。 その誰かは、刺さっていないのに笑っていた。 まるで、殺さずに済んで良かった、とでも言いたげに。 ヴィジュヌは頭を押さえ、ため息をついた。 そして、こう言った。 「いったい誰だか知らんが、この俺に人間の知り合いなどいない、いたとしても、もう100年は前の話だろう、申し訳ないが、覚えてないよ」 その直後、激突があった。 片方はチャクラムを操る維持神。 もう片方は果物ナイフ一つで戦うただの人間の少女。 誰かが見れば、神話に一ページが追加される瞬間だったかもしれない。 この場にいる4人、特に果物ナイフの少女は、そんなこと気にもしないだろう。 何故なら。 自分の家族を殺そうとした相手に、本気の殺意を向けているからだ。 だが、しょせんは人、神の子だ。 子は親には逆らえない。 これは誰でも知っている。 維持神のチャクラムが、シンリの果物ナイフを押さえているうちに、維持神は一つの行動に出た。 背中の指揮者。 それを出し、指揮者に指示を出した。 どこまでも冷血に。 「殺せ、神に無礼を働いた罰だ」 その瞬間、指揮者の持っていた剣が、シンリに振り下ろされる。 「まずい!」 それを聞き、ヴィジュヌはこう言った。 ドゴオオオオン!、と轟音が響き、アルタイルがヴィジュヌに飛び蹴りをしたのだ。 軽く二~三メートルは吹っ飛び、背中の指揮者は消えてしまった。 アルタイルはシンリの横に着地して、シンリにチョップを噛ましてこう言った。 「なんでいきなり突撃すんだよ馬鹿、俺がいなかったら死んでたぞ」 そうアルタイルが言うと、シンリはアルタイルの頭をなで、こう言った。 「あなたが助けてくれるって信じて突っ込んだのよ、だからセーフ」 アルタイルはシンリの手を払い、こう言った。 「こんな話してる暇あるんだったら、さっさとあいつ倒して飯食うぞ」 「はいはい、そんなに私の唐辛子ラーメンが食べたいのね、シンリ頑張っちゃう!」 「お前は唐辛子以外の調味料も知れ、じゃないとジャックが死ぬ」 そう言い終わると、ヴィジュヌが立ち上がり、アルタイルにこう言った。 「そいつは貴様の嫁か?、歳の差は3年・・・・いや2年か?」 「2年で合ってるよ、それから後ろのニャイージが怖いからそれ二度と言うな」 「あれ?、アルタってマザコンじゃなかったっk 「しゃべるな、口を動かすな、二度と」 そう言い終わり、ヴィジュヌはアルタイルにこう言った。 「お前が人間だったらよかったのにな」 それに対し、ため息をつきアルタイルはこう言った。 「そうだな、俺が人間だったらお前みたいなやつに飯を邪魔される心配はないだろうな」 そう言われ、ヴィジュヌはこう言った。 まるで、謝るかのように。 「次にお前が生まれたら、ちゃんとした家族のもとに行くようにする」 「いやだね、俺はこの家族の全員が死ぬまでここにいるからな」 その直後、再び激突があった。 アルタイルの魔剣グリゲィスと、ヴィジュヌのスダルシャナ・チャクラがぶつかったのだ。 何度も何度も打ち合いがあった。 ガキイン、キイン、ガキ、キ、キ、キン。 どれもかしこも、どちらも音速の勢いで剣とチャクラムがぶつかり合う音が響いた。 先に仕掛けたのはアルタイルだった。 「使うは「世界」位置は「正位置」、意味は「場所の移動」、用途は「回り込み」、誇り高き敵の背中を、わが剣で貫くっ!」 そう言い終わると、アルタイルが消え、ヴィジュヌの背中に回り込んだのだ。 「残念だったな」 そう言って、アルタイルは魔剣グリゲィスをヴィジュヌの背中に突き刺した。 「んな・・・・・・?」 魔剣グリゲィスは刺さっている。 だが、何故出血が無い?。 背中から胸へと貫通しているのに!? 「くそっ!」 アルタイルは魔剣グリゲィスを引き抜こうとしたが、ヴィジュヌが手でグリゲィスを掴み抜けなかった。 「貴様に一つ言っておこう」 ヴィジュヌはそう言って、アルタイルの胸に何かを刺した。 青色のナイフ。 「がっ・・・・・はっ・・・・・」 「貴様はバカか?、神に勝つなど、ホントに馬鹿だ」 アルタイルは自分の右手に目をやった。 消えている。 魔力が吸い取られ、見る見るうちに体が消えていく。 それを見て、アルタイルはこう思った。 ああ、俺死ぬのか。 そう思い、アルタイルは消える体を気にせず、大声でこう言った。 「母さん、今までありがとう」 シンリはそれを見て、走っていた。 そして、ヴィジュヌを蹴り飛ばし、自分の息子を引きはがす。 シンリはすぐにアルタイルに刺さっているナイフを抜き、自分の魔力をありったけ詰め込んだ。 魔力が入らない。 戻されている。 シンリがアルタイルに魔力を込めようとしているのを見て、アルタイルは消えかかっている右手でシンリの頭をなでた。 「もう俺は助からない、あのナイフには魔力を消す力が込められている、今からそれを解除しても、俺は助からない」 シンリはアルタイルの手を掴み、泣きながらこう言った。 「やだ・・・・・・・・」 「なに?」 アルタイルがそう言うと、シンリは大声でこう言った。 「泣くのは止めろ、最後ぐらい笑ってくれよ、あんたらしくない」 「嫌だ・・・・・アルタ・・・・・・」 泣いているシンリを慰めようとするが、もう腕が無い、だから口で伝えた。 「アルタ・・・・・か、あんたがくれた名前だったよな」 そう呟き、アルタイルはこう言った 「誰だって別れは来るだろ?、言っとくがあんたはまだ子供だ、俺が死んで悲しむようなら、お前この先生きてけないぞ?」 だから、そう言ってアルタイルはこう締めくくった。 「俺が死んで悲しいなら、せめて笑って見送ってくれ、これから先、泣きながらお前に見送られる人の為だ、笑え、一生に一度のお願いだ、一回ぐらいわがまま言ってもいいだろ?」 そう言われ、シンリはボロボロの笑顔を浮かべ、それを見たアルタイルは口だけ動かした。 もし、アルタイルの声帯がまだ残っていたら、こう聞こえただろう。 まあ、あんたがいなくなったら俺も泣くけどな。 そして。 2020年1月2日 午後9時32分 連合国14代目特攻隊長アイン=ナブル・アルタイル その男は、タロットでありながら人間と4年暮らし。 1人の少女の目の前で。 生まれて初めて。 心の底から笑い。 心の底から悔しがり。 心の底から泣き、。 そして。 心の底から感謝して。 虚空に、消えた。 4年前 アイン=ナブル=シンリは、車いすに座っていた。 彼女は体が弱く、昔から二本の足で歩くのが苦手だった。 原因は生まれた時、すぐに捨てられたからで、ちゃんとした栄養をもらえなかったからである。 そのせいで、何とか一命はとりとめたものの、足が動きにくく、今もリハビリ中だ。 彼女は今、中学の授業で自分と同じ捨てられた子供を見に来ていたのだ。 みんながみんな、捨てられた子供とは思えないほど、笑っていて幸せそうだった。 彼女はその子供たちを見て、こう思った。 なんで私だけ歩けないの? なんで私は一人で家にいないといけないの? 彼女はそう思い、近くにいた先生に、嘘をつき早退してしまおうかと考えていた。 だって、ここにいる人は全員、他の生徒の方へと向かっていったのだ。 そして、生徒に子供がこう聞く。 なんであの人は椅子に座ってるの? そう言われ、生徒はこう返す。 さあ、天罰じゃね? シンリはそれを聞き、こう思った ああ、帰りたい。 そう思い、近くの先生に早退したいと言おうとした。 その瞬間。 ふと、彼女の視界に、何かが入ったのだ。 そちらの方を見てみると、一人の少年がいた。 歳は11歳ぐらいで、白い髪に白いシャツ、下には青いズボンをはいた少年だ。 シンリはそれを無視して、先生に早退の事を言おうとしたが。 「おい」 ふと、その少年に話しかけられた。 そして、シンリはそれをまた無視して、またその少年に話し掛けられた。 「これ授業だろ?、だったらここの奴らと話し合えよ、何しに来たんだ?」 そう言われ、シンリは少年の方を見て、こう言った。 「さあ、何しに来たんでしょうね」 「わかんないのに来るか?、普通」 そう言われ、シンリは初歩的な質問をした。 「あなた、名前は?」 そう言われ、少年はため息をつき、こう言った。 「ねえよ、そんなの」 「え?」 そう間抜けな声を出すと、その少年はこう続けた。 「俺には名前が無い、付けられてもすぐに忘れられちまう」 その言葉を聞き、シンリは笑ってこう言った。 「私と同じだね」 そう言われ、少年は眉をひそめてこう言った。 「お前と同じにすんなよ、自分でやりたいことも決められない操り人形が」 「んな・・・・?」 シンリは驚き、少年は続けてこう言った。 「お前がここに来たのは、自分の意思じゃ無くて、他の人に言われたから、そうだろう?」 「そんなわけ・・・・・」 そうシンリが言おうとすると、少年はとどめを刺した。 「自分の意思で何かができないなら、お前は人間じゃねえよ」 そう言われ、シンリは車椅子を動かそうとしたが、何かが挟まって動かない。 「だから、一つだけ選択肢を与えてやる」 そう言って、その少年はこう言った。 「俺をぶん殴るか、それともそのまま泣き寝入りするか、どうする?」 そう言われ、気が付いたらシンリはその少年をぶん殴っていた。 その少年は笑っていた。 そのまま、こう言った。 「できんじゃねえか、誰かに手取り足取り教えてもらうんじゃなくて、自分の足で立つことが」 シンリはそう言われ、周りを見た。 すると。 「シッ・・・・・・シンリ!、お前・・・・立ってる ・・・・ ぞ ・ !」 生徒にそう言われ、シンリは恐る恐る自分の足を見た。 立っている。 自分の足で。 「・・・・・・え?」 シンリが驚いていると、さっきの少年が肩をたたき、こう言ってきたのだ。 「良かったじゃん、お前立ちたかったんだろ?、これで車いすは卒業だな」 そう言われて、シンリはこう言った。 「もしかして・・・・・・私を立たせるために・・・・?」 「あー聞こえない聞こえない、あと、さっさと行ったら?」 「え?」 そう言われて、シンリは生徒の方を見た。 「早く帰るぞー!」 「自分の足で帰るんだろー!」 そう聞こえ、シンリはそちらに向かおうとして、その少年にこう言った。 「さっき、あなたには名前が無いって言ってたわよね?」 そう言われて、少年はつまらなそうにこう言った。 「それがどうした、さっさとかえっt 「アイン=ナブル・アルタイル」 そう言われて、少年はキョトンとしていたが、シンリは続けてこう言った。 「名前が無いなら、私があげる、その代わり」 そう言って、シンリはアルタイルの手を掴み、悲しそうにこう言った。 「私の息子になりなさい、寂しいのよ、私」 そう言われて、アルタイルは笑ってこう言った。 「馬鹿かお前さっさと帰れ」 「うわーん」 そう言って、シンリは生徒と一緒に帰っていった。 「・・・・・・・・・・・・・・・」 アルタイルは、どうもシンリの事が気になった。 (さみしいからって、初対面のクソガキに息子になれなんて言うか?普通) そう思い、頭に「?」を浮かべながら、さっさと部屋に戻るのだった。 (寂しいってなんだ?) めっちゃ気になっていた。 それから、一人だととてつもなく暇だということが分かった。 (やばい、これが寂しいってやつか?) そう思いながら、一日が終わるのであった。 次の日 アルタイルは本を読んでいた。 何の本かと言うと、魔法の事についての本だった。 (なになに?、「吊るし人」を使った魔術を「身動きの取れない状況」で使うと、鎖が出てきて相手を縛るのか、ふむふむ) アルタイルが独り言を言いながら本を読んでいると。 「わっ!」 「ドわあああっ!?」 そう驚いて後ろに振りかえると、くすくす笑ってるシンリがいた。 「だ・か・ら、私があなたを引き取りに来たから、さっさと私の家に行くわよ」 「ちょっと待て、お前歳は?」 「13だけど」 「ダメだろ!、いやこれ法律的な意味でアウトだろ!」 シンリはそう言われて、持っていたバックから紙を出した。 その紙にはこう書いてあった。 「嘘でしょ?」 「ホントの事よ、さあ、帰る ・・ わ ・ よ ・ 」 そう言われ、アルタイルはこう言った。 「どこに帰るんだよ!、ってか手を繋ぐな恥ずかしい!」 「私の家に決まってるじゃない、あと家族だから手くらい繋ぐわよ」 そう言って、シンリはアルタイルを無理やり家に連れて行くのであった。 30分後 「到着~」 「マジでこの家に住むのか?、俺」 そう言って、アルタイルはため息をついてシンリにこう聞いた。 「なんか嫌な予感がするんだがナニコレ」 「何言ってんのあんた、さっさと入るわよ」 そう言われて、アルタイルは家に入り、目を開けた。 そこには。 正真正銘のゴミ屋敷があった。 それを見て、アルタイルは青い顔でこう言った。 「お前の親ってゴキブリなのか?」 「そんなわけないでしょ!、これでもきれいな方なのよ!」 そう言われ、アルタイルはこう言った。 「もう我慢できない、この家全部片づける」 「よし!私もてつd 「お前は触るな!、これ以上ゴミ屋敷を俺に見せたら俺は帰るっっ!」 そう言われ、シンリは家から追い出され、しばらく時間がたった。 10分後 「ぜえっ・・・・はあっ・・・・」 ドアを開けて、アルタイルが倒れて来たので、シンリはアルタイルを慌てて抱きかかえる。 部屋を片付けた、お前もちゃんと片付けろよ。 その後、アルタイルはシンリに寝かしつけられ、一日を終えたのである。 これは、一人の少女と、一枚のタロットが会うまでの物語。 そしてこれから4年間、この二人は親子として仲良く暮らすのであった。 2020年1月2日 午後9時32分 その日までは。 1人の少年が、死ぬまでは。 第二章 神様なんぞクソ食らえ 2020年1月2日 午後9時32分 アイン=ナブル・シンリは何かを持っていた。 それは、自分の息子が持っていた、武器だった。 魔剣グリゲィス。 それを見て、彼女の目からは何かが溢れていた。 人が持つ感情が、人間に出させるもの。 それがとめどなく溢れ、シンリは動けなかった。 そこに、最悪の未来がやってきた。 「ふ、ざ」 そう言って、シンリの後ろにいた赤い刀を持った少女が、叫んだ。 「けんなよくそがああああああああああああああああっっっっっ!」 アイン=ナブル・ジャック 兄が大好きで、いつも甘えていた少女。 そして。 シンリと同じく何もできないまま、自分の兄を見送るしかなかった少女だ。 シンリはそれを見て、叫んでいた。 「待ってジャック!、これ以上死なないでええええっっ!」 だが遅かった。 ジャックの神舞炎龍と、ヴィジュヌのチャクラムがぶつかり、激突がおこった。 ギイン、ガキイン、と金属音が響き、ジャックが叫んでいた。 「返せ返せ!、お兄ちゃんを返せ!、人を殺すなんて何が神様だ!、ふざけんな!」 そう言って、ジャックはヴィジュヌを吹っ飛ばし、構えを取った。 そして、こう叫んだ。 「『炎牙天帝斬!』」 そう叫び、ジャックは踊るように刀を振った。 すると。 炎が現れ、その炎がどんどん大きくなり、やがて一つの形となった。 即ち、炎龍 その炎龍がジャックの周りに、まるで守るかのように立ちふさがった。 そして、ジャックは走った。 自分の兄を殺した、クソみたいな神様に。 兄の仇を打つために。 だが、神は無慈悲だ。 ヴィジュヌはそれを見て、背中から指揮者を呼び出し命令を飛ばした。 だが、そんな神に抗うものがもう一人いた。 「これ以上・・・・・・」 その者の名は。 「私の子供を奪うなあああああああああっっ!」 アイン=ナブル・シンリ。 先程くそったれの神なんぞに、何よりも大切な息子を奪われた少女である。 シンリは持っていた果物ナイフで、指揮者の体を両断した。 「指揮者を殺した程度で、この維持神を殺せるとでも?」 そう言って、ヴィジュヌはチャクラムを取り出し、ジャックの神舞炎龍を受け止めた。 バキイン!、と、何かが割れる音が響き、ヴィジュヌのチャクラムが叩き割られたのだ。 ヴィジュヌは前を見て、そこにいたモノの顔を見た。 アイン=ナブル・ジャック 炎の竜を従わせ、神に挑むもの。 そして。 ズパアアン!、と言う音が聞こえ、ヴィジュヌの体が胴切りにされたのだ。 ヴィジュヌはそれを見て、こう呟いた。 「なぜっ・・・・人ごときに神を切れるのだ・・・・・・・?」 そう言われ、ジャックはこう答えた。 「私の「神舞炎龍」は、炎龍が刀に姿を変えた妖刀であり、同時に神話ではこう言われているんだよ」 そう言って、ジャックは刀の鞘を見せ、こう言った。 「天 あまの 叢 むら 雲 くもの 剣 つるぎ 、天の者は、天でしか切れない、そうゆうことよ」 ヴィジュヌはそれを聞き、申し訳なさそうにこう言った。 「俺だって、殺したくなかったさ」 そう言われ、ジャックは黙って聞いていた。 「仕方が無かったんだ、「愚者」の力、意味が変わろうとしていたんだよ」 そう言われ、ジャックはこう質問した。 「どういうこと?」 「意味が変われば、使える力も変わるってことだよ」 だが、と、ヴィジュヌは言って、こう言った。 「もうあいつは、「愚者」じゃなくて「人間」として存在してしまった、もう少し早ければ、「愚者」のままタロットに戻せたんだけどな」 そう言われて、シンリは尋ねた。 「そん ざい?」 「ああ」 そう言って、ヴィジュヌは続けてこう言った。 「あいつはまだこの世にいないが、じきにあの姿と記憶のままこの世界に実体化するだろう」 それを聞き、シンリは泣き出した。 理由は簡単。 息子にまた会えるかもしれないからだ。 ジャックは冷静に尋ねた。 「あなたが言っていることは本当なのよね?」 「ああ、そうだ」 「本当に、またお兄ちゃんに会えるの?」 「ああ、よかったな」 それを聞き、ジャックは泣き出し、涙をぬぐってこう言った。 「でも、あなたがやったことは変わらない」 「わかってる」 そう言って、ジャックは上半身だけのヴィジュヌを、神舞炎龍で刺した。 その瞬間。 ズバア!、と、ジャックの右肩から左足まで、斬撃が飛んできたのだ。 「嘘に決まってんだろ馬鹿野郎」 ぽたぽたどころでなく、まるで水道の蛇口のように血があふれ出し、ジャックが倒れた。 そのままジャックは目を閉じ、もう動かなかった。 ヴィジュヌは自分の上半身と下半身を繋げていた。 シンリはそれを見て、もう一つの感情だけで動いていた。 [pixivimage:81533127]「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 叫んだ、泣いた、怒った。 そして、シンリは持っていた果物ナイフでヴィジュヌに切りかかった。 それに対し、ヴィジュヌはチャクラムを盾のようにして、こう言った。 「お前はどこかで見たことがあるが、どこかで会ったか?」 「殺すっ!、殺すっ!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ヴィジュヌはいったん距離を取り、こう言った。 「もう戦う必要はない、俺は帰る」 そう言って、ヴィジュヌは虚空に消え、シンリはしばらくその場で立ち尽くし、その後、ジャックのもとへと向かった。 「ジャック!、ねえ起きてお願い!」 声は聞こえなかった。 「目を開けて!、お願い!」 シンリはナイフを使って、魔術を行使する。 「使うは「審判」位置は「正位置」、意味は「復活」、罪なき者の魂よ、今ここに舞い戻れ!」 そう言い終わっても、何も起こらなかった。 魔力がもう無いのだ。 だが、シンリはそれをわかっていてこう言い続けた。 「使うは「審判」!」 何も起こらない。 「使うは「審判」!」 何も起こらない。 「つかうは、しんぱん・・・・・・」 シンリは倒れ込み、泣き出した。 「うわあああああああああああああああああああああっっっっ!」 そこに。 「・・・・・・・・・・仕方ないですよ」 そう言いながら、ニャイージがやってきたのだ。 「元々、あなたは魔力が無くなっていたんです、だから、仕方ない事なんです」 それを聞いて、シンリはニャイージに掴みかかった。 「ふざけんな!、ふざけんなふざけんなふざけんな!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 その後、シンリは倒れ込み、そのまま意識を失った。 そして、こう言った。 神様なんて、死ねばいい それを聞き、ニャイージはジャックに近づき、こう呪文を唱えた。 「優しい優しい大地よ、罪が無い物のために少し命をください、ほんの少しの命を」 そう言い終わると、ジャックの傷が塞がり、息を吹き返したのだ。 その後、ニャイージは家を魔法で直し、二人を家に運んだ。 その後、自分も眠りにつき、一日が終わった。 第三章 ただの人間よ 維持神ヴィジュヌは戦いを終え、どこかに帰っていた。 そして、ヴィジュヌに話し掛ける声があった。 【よくやった、創造主として褒美を与える】 そう言われ、ヴィジュヌはため息をつき、こう言った。 「止めてくれ、今はそんな気分じゃないんだ」 そう言われ、創造主はこう言った。 【じゃあ悪いが、もう一つ仕事を頼もうか】 「?」 そう言って、創造主はこう言った。 【あのジャックとかいうやつと、最優先はあのシンリってやつ、どっちも殺してこい】 そう言われて、ヴィジュヌはこう反発した。 「なぜあいつを殺す?、別に殺さなきゃいけない理由があるのか?」 そう言われて、創造主はこう答えた。 【あいつの力は異常だ、見ていたら、お前と互角に戦っているじゃないか】 だが、と創造主が続けてこう言った。 【あいつは今、精神的なショックで動けないから身動きが取れない、動けるのはただの魔法使い、だから今なら殺せる、行ってこい】 そう言われ、ヴィジュヌは舌打ちをした。 「お前、正気か?」 【何が?】 そう言われて、創造主は自然な様子でこう言った。 【別に何億人のうち一人が死ぬだけだ、それに何の問題がある?】 ヴィジュヌはそれを聞き、黙ってその場を去って、こう独り言を言った。 「・・・・・くそったれが、何が神様だよ・・・・・・・・・」 奥歯を噛み締め、そのまま目的地に行った。 連合国の、少女を殺しに。 2 シンリは夢を見ていた。 自分の息子とあった時の記憶。 そして。 自分の息子のが、消えていく記憶。 そして、その息子が消える瞬間、シンリは目覚めた。 辺りを見渡しても、もう自分の息子や娘はもういない。 誰もいない。 あの時と同じ、一人だけの孤独感。 シンリはその感じに、おびえていた。 ガタガタ震え、怖がっていた。 その瞬間。 「お母さーん!ごはんができたからさっさと食べて!」 シンリはそちらをむき、そこには、自分の娘がいた。 ジャックは不思議そうに、こちらを見てこう言った。 「どうしたの?、私がいるのがそんなに不思議?」 そう言われ、シンリはジャックを抱きしめ、こう呟いた。 「良かった・・・・・生きててよかった・・・!」 それを聞き、ジャックはシンリの頭をなでながら。 「嬉しいのはわかったからご飯食べて?、冷めるよ」 そう言われ、シンリとジャックは飯を食った。 10分後 飯を食い終わり、シンリはジャックに尋ねた。 「ねえ、ジャック」 「なに?」 「これからどうしたい?」 そう言われて、ジャックは即答した。 「あいつぶっ殺す、お兄ちゃんの仇だからね」 そう言われ、シンリは笑ってこう言った。 「そうね、でも具体的にどうするの?」 「炎」 そう言って、ジャックは説明を始めた。 「あいつ、刀では何も通じないけど、炎だったら少し効いたんだ」 そう言われて、シンリはこう言った。 「それだったら、酒ぶっかけて炎魔術浴びせれば終わりじゃん」 ジャックは首を横に振り、こう返した。 「そんなんじゃ足止めにもならない、もっとこう・・・・・お兄ちゃんの魔術クラスの攻撃力じゃないと」 そう言われて、シンリは驚いたようにこう言った。 「なんだ、それ速く言ってよ!」 「?」 ジャックは不思議そうにしていたが、シンリはこう言った。 「私は炎や雷を司る神々の呪式を得意とする魔術師、なおかつ、あらゆる物質、自然の力などの形を変える「姿変化」の力を持つ者、今までの戦いで使ったことは無いけど、あの神様気取りの人殺しをぶちのめすぐらいのことは出来るわ」 そう言われ、ジャックはこう質問した。 「中二病?」 「あんたさ、私なんかよりずっと中二病みたいな技持ってるくせによくそんなこと言えるわね、それから私は医学的に今が中二病よ、よく覚えておきなさい」 そう言った後、シンリは気付いた。 ジャックはそれを見て、こう尋ねた。 「どうしたの?、何かおかしなことでもあった?」 そう言われ、シンリはこう返した。 「ええ、おかしなことは、あったわ」 シンリは果物ナイフと千刃双断刃を持ち、外に出てこう言った。 「正確には、おかしなことが来たってとこかしら」 その瞬間。 空から無数の槍が降ってきて、シンリに向かって落ちてきたのだ。 それにシンリは即座に反応し、呪式で応戦した。 「トールよ、誇り高き北欧最強の神よ、そのロキにミョルニルの柄を短くされた怒りを、雷に変えて我の前に立つ不届き者を焼き焦がせ」 そう言って、シンリは両手に光の塊を持ち、向かってくる槍に向かって投げつけた。 すると、向かってきた槍全てが焼き焦がされ、消え去ったのだ。 そして、その消えた槍を放った張本人が即座に現れ。 ガキイン!、と、現れたヴィジュヌが二つのチャクラムでシンリの胴体を狙いに行ったのだ。 だが、シンリはそれに対し、適当にチャクラムを刀でそらし、刀でチャクラムを受けながらこう詠唱した。 「天空の神ユーピテルよ、その暗雲をわが手に収め、今こそ目の前の罪人を焼き焦がせ」 そう言い終わると、シンリの持っていた果物ナイフと千刃双断刃の刃の周りに雷が現れ、その雷をヴィジュヌにぶつけた。 「があっ!?」 「まだまだこんなもんじゃないわよ!、ジャック!」 そうシンリが大きな声で言うと、ジャックが全力の居合切りをしながらヴィジュヌに突っ込んだのだ。 「ぐうっ」 「お兄ちゃんの仇だ!、みじん切りにしてやる!」 そう言って、シンリは距離を取り、詠唱を始めた。 「我が手に炎を、わが視界に在る敵を焼き尽くす炎を」 そう言った後、シンリは一言呟いた。 「弓変化」 そう言い終わると、シンリの手の中にあった炎が、弓の形になり、シンリは次の呪式を行使する。 「我が手にあるのは聖なる矢」 そう言うと、シンリの手には白い矢があった。 正確には、白い稲妻が。 シンリは続けて詠唱し続けた。 「その矢は英雄ラーマが鬼神クンバカルナを一撃で射抜いた矢なり、それ即ち」 白い稲妻がどんどん大きくなり、やがて10メートルほどの大きさになる。 そしてシンリはこう最後に言った。 「インドラの矢、民を脅かす悪なる者に、風穴を開けよ」 そう言い終わると、稲妻が一つの矢になり、ヴィジュヌに放たれる。 ジャックはそれを見て、急いで回避行動に出た。 ヴィジュヌは間に合わず、インドラの矢が直撃した。 轟音が響き、爆風が巻き起こる。 シンリはそれを見て、舌打ちをした。 「浅い!、まだ来るっ!」 そう言って、シンリは千刃双断刃と果物ナイフを構えた。 次の瞬間、ヴィジュヌがチャクラムを使ってシンリに突っ込んできて、シンリはそれを受け止めた。 ギリギリと押し合いが続き、その間にヴィジュヌが話しかけてきた。 「すまない、あのバカのせいで貴様を殺すことになってしまった、許してくれ」 「いいのよ、どうせあなた死ぬんだから」 そう言って、二人の刀とチャクラムが何度もぶつかり、金属音が響いた。 そこで、二人が同時に距離を取り、詠唱を始めた。 「我が名はヴィジュヌ、維持神なり」 「すべてを統べるギリシャの神よ」 ヴィジュヌの周りには槍が少しずつ現れた。 シンリの果物ナイフには、眩い雷が包み込み、槍となった。 二人は詠唱を続ける。 「意味は維持、守護、その役目を今こそ果たす時なり」 「宇宙を焼き焦がすほどの雷を、不届き者に放て」 そう言い終わり、呪式の力が最大限になったところで、二人は叫んだ。 「days 平和 of と peace 安息 and の rist 日々 !」 「雷霆 らいてい ケラノウス!」 そう言って、二人の呪式が激突した。 まず、ヴィジュヌの槍がシンリに突っ込んでいった。 だがシンリはそれを見て、ケラノウスとなった果物ナイフを横に振るっただけだった。 その瞬間。 ジュワアッ!、と、何かが焼けこげる音がして、ヴィジュヌの槍が焼け焦げたのだ。 「チッ!」 そう舌打ちをして、ヴィジュヌは次の呪式を行使する。 シンリはその隙に、ヴィジュヌに突っ込む。 途中で槍や他の呪式が飛んできたが、シンリはケラノウスを振るうだけだった。 (いけるっ!) そう思い、シンリは他の呪式を行使する。 「神に命じる!、雨と稲妻の神トラロックに!、捧げた命は数知れず、その命の分だけ、わが敵を玉砕せよ!」 そう言って、シンリは千刃双断刃を地面に刺した。 その瞬間。 ドコオン!、と言う轟音が響き、シンリの呪式がヴィジュヌを地面から突き上げたのだ。 そしてケラノウスを天に向け、ヴィジュヌの方に落下する形で刃と刃が激突した。 火花が散り、空中での押し合いが続いた。 「残念だったな」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ヴィジュヌがそう呟いた理由は、とてもシンプルなものだ。 もうシンリにはケラノウスを維持する魔力しか残されてはおらず、他の呪式を行使する魔力は残っていないのだ。 あと一撃あれば勝てたのにな。 ヴィジュヌはそう言いたげに、シンリに冷酷な一言を放った。 正確には、呪式の詠唱を。 「我が名はヴィジュヌ、維持神なり」 ヴィジュヌの左手に剣が生まれる。 「その意味は維持、守護、今こそその役目を果たす時なり」 そして、その剣がどんどん巨大になる。 ヴィジュヌはその剣を作り上げ、シンリに向かって振るった。 (まずい!) 回避方法は無い。 自分もニャイージは魔力切れ。 ジャックは間に合わない。 負ける?。 そう思い、シンリはケラノウスの呪式を解き、防御をしようとした。 その一歩手前で。 ズバアッ!、と言う音が響き、何かがヴィジュヌの左腕を切り落としたのだ。 シンリは何が起きたかは分からなかったが、考えている暇はなく、叫んだ。 息子の仇を、殺すために。 「うおおおおおおおおおおおっっっっっ!」 その直後。 ケラノウスがヴィジュヌの右肩に刺さった。 次に右胸。 今度こそ、致命的な一撃がヴィジュヌに届き、真っ二つにされたのだ。 ヴィジュヌは自分が切られたことを知覚して、シンリにこう言った。 まるで、礼を言うかのように。 「強いな、あんた、これなら「愚者」が勝てなかったのも納得がいく」 「違うわよ」 そう言って、シンリはケラノウスを手放し、ヴィジュヌにこう言った。 「あの子は、「愚者」なんかじゃない」 思い出を、語るように。 「アイン=ナブル・アルタイル、私の息子で、連合国の特攻隊長の、ただの人間よ」 ヴィジュヌは笑い、目を閉じて消えようとした。 【死んだかヴィジュヌ、もういい、私が直々に片づけてやろう】 そう言い終わると、ヴィジュヌの体が光り,膨大な魔力があふれ出した。 そして、自分にもかけた。 何も起こらない。 目の前にあるのは爆弾だけだ。 (まあ、いいか) そう思い、シンリは目を閉じた。 だが、神様と言うのは気まぐれで、変なところで奇跡は起きるものなのだ。 その奇跡とは。 シンリが一番今叶えたい願いであり、とてもロマンチックな奇跡であった。 その奇跡とは。 シンリの腹部に、「人間」アイン=ナブル・アルタイルがドロップキックをして、吹っ飛ばしたのだ。 (え?) シンリは吹っ飛ばされたことよりも、まず目の前にいる人物に疑問を持った。 なんで生きている?。 死んだはずでは?。 だが、今はそれが問題ではない。 問題はただ一つ。 自分の息子が、今一番危険な場所にいるということだ。 シンリは移動呪式をアルタイルにかけようとした。 だが、もう魔力が無い。 シンリは泣きそうになり、どんどん離れていく自分の息子に言葉を残した。 本当は言いたいことだっていっぱいあった。 だが、シンリは一言で済ました。 毎日、毎日、ずっと言ってきた言葉を。 「お帰りアルタ、そして、行ってらっしゃい」 そう言われて、声が聞こえたのか、アルタイルはこう大きな声で言った。 「行ってきます、母さん」 その瞬間。 ドカアアアアアン!、という爆発音が響き、連合国一帯が消え去ったのだ。 1人の少年が、その身を挺して結界を貼っていなければ。 連合国は、その少年の結界により、守られた。 それをシンリは見ていた。 涙があふれ、それをこらえて笑った。 笑って見送れ。 そう言われたから。 そうしてシンリは着地して、ジャックとニャイージと合流した。 シンリはしばらく連合国の方を見ていた。 ジャックはシンリに不思議そうに尋ねてきた。 「何で泣きながら笑ってるの?」 「あの子に言われたからよ」 そう言って、シンリは腹に違和感があるのに気付いた。 そして、腹の方をさすってみると、何かがあった。 シンリはそれを手に取った。 手紙だった。 そしてシンリはその手紙を書いた人がすぐに分かり、その手紙を開け読んだ。 その手紙には、こう書いてあった。 自分の息子が、最後の最後で残した言葉が。 ニャイージへ 最初あった時は、ただ母さんが好きなだけの魔術師かと思ったけど、なかなか強かったんだな、見直したよ、あと母さんを頼む、寂しがり屋だから、そばにいてやってくれ。 ジャックへ いつもいつも俺に付きまとってきて、最初はうざいと思っていたけど、よくよく考えれば悪い奴じゃなかったんだな、ごめんな、今まであんな態度ばっか取って、ホントごめん、軍隊に入ったら、連合国特攻隊長ぐらいにはなれ、きっとお前ならなれるからさ。 母さんへ 覚えてるか?、あんたが俺を始めどんな目で見たか、変なクソガキだなー、とか、中二びょーとか、まあ、今となっては息子って言われてるけどな。 俺をぶん殴ったとき、あんたはすごい怒ってたよな、あの時はごめん、今からでも間に合うなら謝るよ、たぶん俺は、あんたがこの手紙を読むころにはもういない、だがあんたはそれでも俺の事を息子っていうんだろ?、はっきり言って嬉しいよ、でも俺がいなくなってあんたが駄目になるなら、俺の事は忘れろ。 それから、俺の墓は建てなくていい、どうせ埋める物もないしな。 それから、俺から一つ、言いたいことがある。 恥ずかしいが、手紙なんだから別に気にする必要はない、存分に言わせてもらう。 母さん。 今までありがとうございました、長生きしてください、俺よりも。 アイン=ナブル・アルタイルより シンリはその手紙を見て、泣きながらこう言った。 今までで、一番大きい声で。 まるで、答えるかのように。 「わかってるわよ・・・・・・」 そう言って、シンリは手紙を握りしめ、こう言った。 「私は100年生きる!、いや200年!、もっともっと生きて、あんたの事をたくさんの人に知らしめてやる!」 ジャックは泣きながら、シンリと同じく、大きな声でこう言った。 「お兄ちゃーん!、私は、お兄ちゃんなんかよりももっともっと強くて、お母さんより強い連合国の隊長になってやる!」 ニャイージは、片手で目元を押さえながら、震える声でこう言った。 「任せてください、あなたに言われなくても、シンリは私が笑わせます」 三人はそう言って、連合国に帰るのであった。 自分の家族が命を懸けて、守った国へと。 おしまい(?) あとがき はい作者です、最後の力を振り絞り、何とか最終巻を書かせていただきました。 今回の敵キャラはヴィジュヌです。 何やらウィキペディアで調べてみたところ、ヒンドゥー教の神様らしく、なかなかに強いらしいです。 武器のスダルシャナ・チャクラは、自分なりにアレンジしてみましたがどうでしたか?。 ちなみにシンリの事なんですけど、今回はひどいことをしすぎちゃいました。 アルタイルは、最後満足して旅立ったので、まあ自己満足はしています。 最終巻と言うことで、特別なことがあると思ったそこのあなた、申し訳ございませんもう書けないんです。 今回の一言はシンリとアルタイルに言ってもらいましょう。 まずはシンリから。 いつまでも忘れないから、安心して眠って。 お次はアルタイル。 笑って見送ってくれ だそうです。 さてさて皆様お待ちかね、僕の一言を・・・・・・えっ?、いらない? そんなこと言わないでください、僕も言わせていただきます。 今回の一言(藤島) 疲れたぁ です。 さてさて、結局黒鞘は忘れられてますね~(笑) むむっ、まだページが続いているぞお。 成人式 アルタイルが消えて3年が経ち、シンリは20歳になっていた。 シンリは成人式に参加して、着物姿で祝っていた。 「20歳、私はもう子供じゃないぞ!」 そう言われ、シンリに向かってブーイングをする少女がいた。 「でもでも、お母さんの心はいつまでも子供だよね!?そこら辺ではまだ私の方が・・・・・・・・・・・・・・」 アイン=ナブル・ジャック シンリの娘であり、15歳の少女である。 「まあまあ、そんなに怒らなくてもやがて大人になるんですから急がない急がない」 ジャックを慰めているのはアイン=ナブル・ニャイージ。 シンリの婿(!?)であり、年齢不詳の青年である。 「そうよそうよ、あなたはまだまだ子供なのよ、私には敵わない~」 シンリに煽られ、ジャックはこう言った。 「うざいっ!、この人マジでうざいよお!」 「はあ、めんどくさい」 そう言って、1時間後、成人式が終わり、シンリ達は家に帰っていた。 「それにしても、ジャックは連合 ・・ 国 ・ 特攻 ・・ 隊長 ・・ としての立場とか仕事とかいいの?」 そう言われ、ジャックはシンリにこう言った。 「お兄ちゃんだって仕事すっぽかして家にいたじゃん、それと同じ」 それを聞き、シンリは納得した後、こう言った。 「お兄ちゃん、か、あの子も生きていたら今頃18歳ね」 「そうだね」 そう言って、シンリは家に着き、ドアを開けた。 いつも通り、誰もいない部屋。 そのはずだった。 「・・・・・・・・へ?」 シンリがそう呟いた理由は、簡単なものだった。 そこに。 3年前に死んだはずの、自分の息子がいたからであった。 それに気づいたのか、アルタイルは後ろを向き、こう言った。 「成人おめでとう、これで大人だな」 シンリはそれを聞き、泣きながらアルタイルにこう言った。 「ええ、早くあなたも大人になりなさい」 そう言って、シンリはアルタイルに抱き着き、泣き喚いた。 その後ジャックも抱き着いてきて、大きな声でこう言った。 「お帰り!、お兄ちゃん!」 「ああ、ただいま」 そう言って、アルタイルはニャイージの方を見て、こう尋ねた。 「久しぶり、母さんは元気そうだった?」 「ええ、今とてもうれしそうですよ」 そう言って、ニャイージは外に出た。 アルタイルは二人を慰めながら、こう思った。 ああ、やっぱり、俺がいなくなって悲しかったのか。 そう思い、アルタイルは泣きそうになり、それをぐっと抑え込んだ。 シンリは20歳 ジャックは15歳 ニャイージはわからないが、20~から30くらいだろう アルタイルは18歳。 三年経って、一人の少年が帰ってきて、一つの家族はもっとにぎやかになった。 このお話は続くかもしれないが、終わるかもしれない。 まあそこら辺は置いといて、今回はここらへんで本を閉じるとしよう。 新たな敵が、現れるまでは。 今はまだ、その時じゃない。 おしまい.

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古代エジプトてなんで不気味な文明扱いされてるんや? : ネトウヨにゅーす。

やっぱり 神様 なん てい なかっ たね

パッと読むための見出し• 福岡のパワースポットと言えば、「宗像大社」 神社めぐりのご利益は、 やっぱり朝の清々しい時間に参拝がおすすめ! ということで、まず 宗像大社へ参拝 宗像大社は福岡と北九州の中間くらいに位置します。 御祭神は宗像三女神です。 ここでは、是非 交通安全のお守りをゲットしましょう! 道の神様なんですよ。 福岡の人は新車を買ったら、まず宗像大社で車をご祈祷、お祓いをしてもらいます。 交通安全のお守りを見ていたら急に朱色に目が留まり思わず買っちゃいました。 早速、車につけています。 宗像大社のおすすめなスピリチュアルスポットは、 高宮斎場です! 神様が降臨したと言われている昔の祭祀のあとがそのまま残っています。 宗像大社の本殿から歩いて登っていって15-20分くらい。 鎮守の森の中の清々しい気の中を歩いていくのはとても気持ちが良くて、浄化と癒しです。 せっかくですから、深呼吸して、いい空気をいっぱい吸って、感じながら一歩一歩ずつ歩くのがおすすめです。 おしゃべりはいつでもできますからね。 祭祀の場所へ向かう前に、気持ちを整える意味でも、静かに一歩一歩、大地を踏みしめて、感じながら行った方がいいですよ。。。 心を込めて、自分の内側から湧き上がる願いを一つ書いて、半分は宗像大社へ。 半分はお守りとして持って帰りましょう。 ひと通り、お祈りが澄んだら、、、来た道を下って行き、帰りに、第一宮、第二宮へお詣りします。 第二宮(ていにぐう)に沖津宮の田心姫神、 第三宮(ていさんぐう)に中津宮の湍津姫神、 伊勢神宮の第60回式年遷宮(昭和48年)に、特別に下賜された別宮の古殿を移築再建した場所で、伊勢神宮との繋がりがある神秘の場所です おすすめランチ 「いけす料理 史(ふみ)」 ちらし寿司 ランチは1200円からあり、お刺身と天ぷらが付いた半月定食、天さし定食1700円、ちらし寿司1200円がおすすめ。 食後にデザートも付いています。 カウンター席の目の前にはいけす! とても新鮮な海鮮が食べられます。 落ち着いた座敷やテーブル席もあります。 地元の人が行く老舗の割烹です。 住所 福岡県宗像市田熊4丁目2-12 電話 0940-37-2222 時間 11:30~15:00、17:00~22:00 駐車場台数:300台 スポンサーリンク 穴場のおすすめ神社、木のパワーがすごい「光岡八幡宮」 大きな楠がある光岡八幡宮へ 到着したらぱ~と光が差し込んできて、光のシャワーの中へ。 まずは、とっても大きな楠の根っこに座らせて頂き、エネルギーチャージ。 ぽかぽかと太陽に照らされて、目を閉じているだけで、気持ちよくて・・・豊かだな~、幸せだな~と思ったのでした。 楠さんありがとうと話しかけちゃいました。 今でもその優しさが手に残っている。 そんな感じです。 自然は、本当にパワフル! 存在しているだけで私たちにたくさんのエネルギーを与えてくれている。 ありがとう 葉を広げ大きく根を張る生命力あふれる「楠の木」は宗像市のシンボルの木、福岡県の天根記念物に指定されています。 大楠は、周囲 9. 2m、高さ 28. 6m 光岡八幡宮へのアクセス 住所: 福岡県宗像市光岡949 駐車場がなく、路駐になります。 近隣の方のご迷惑にならない場所へ駐車してくださいね。 穴場のおすすめ神社、水のパワーがすごい「年毛神社」 友人におすすめと聞いて訪れた超穴場な神社です。 たまたま、神社に行ってみると、、、神社の関係の方が出てこられ、お詣りの作法を教わることが出来たので、とても運が良かったです。 とっても小さい神社なんですよ。 もうすぐそこは、海と言う場所。 海の神様なんですよね まず、海へ 海岸で「藻」を拾ってくることが重要なんです。 藻を二つ拾って、一つを境内へ、一つは自宅に持って帰って玄関に飾っておくとよいそうです。 藻で払うといいんですって。 守ってくれるそうです。 ということで、私たちも禊、そして神社に参拝 藻を拾って、無病息災を祈り、ひとつは神社にお供えし、もう一つの藻は家の玄関に飾るのがいいそうです。 私の家の玄関にもつるしています。 年毛神社へのアクセス 住所:福岡県福津市勝浦943 ナビを使うことをおすすめします。 宗像大社で風を感じ、 光岡八幡宮で光を感じ、豊かさと幸せを受け取り、 年毛神社は水を感じる浄化の旅になりました。 やっぱり自然はいいです! 神社で神聖な氣を感じ、美味しい物、その土地の物を頂き、心もお腹も大満足。 ちょっと元気がない時やなんだかモヤモヤ~とする時は、 たっぷりの自然を感じるのが特効薬です。 自然の中ではみんな自然と本音になっちゃうんですよね。 私たちも自然の一部だから、自然に包まれたらひとりでにそうなっていくのです。 自然は自分に戻してくれる。 自分自身を思い出させてくれる場所。 近くに山や海、公園もなかったら・・・ ただただ、空をぼぉ~と眺めていても雲の流れ、風を感じたり、小鳥の鳴き声が聞こえたり、五感で感じられることはありますよ! 是非今日は、ちょっと自然を感じてみられてくださいね 【宗像大社のアクセス】 宗像大社の近くには・・・光の道で有名な「宮地嶽神社」もあります! 宗像大社から車で30分の神社 福岡おすすめ神社 福岡の縁結び神社 【パワースポット情報】 スポンサーリンク.

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全国共通じゃないの?「方言だと思ってなかった方言」コレクション

やっぱり 神様 なん てい なかっ たね

もうこの裏技は誰かがもう投稿してるかもしれませんが、お役に立てたらうれしいです ・黄金の間の依頼をうけてごうかな箱を2つ手に入れます。 手に入れたらセーブしておいてください! ・ネイティオ鑑定所でごうかな箱を鑑定します。 ・黄金のタネが出てこなかったら、また別の依頼を受けましょう。 黄金のタネが見つかったら、黄金のタネが入っていたごうかな箱が1個目の箱か2個目の箱かを覚えておきます。 ・覚えたら、1度電源を消します。 ・すると、ごうかな箱は鑑定する前に戻っているはずです。 ・前に覚えておいた黄金のタネが入っているごうかな箱をガルーラ倉庫にあずけます。 ・そのあと、ごうかな箱を黄金のタネがほしい分だけ集めます。 ・集め終わったらガルーラ倉庫から? であずけたごうかな箱をひきだします。 そのときにYやセレクトボタンで整理しないでください! ・ネイティオ鑑定所で下から順番にごうかな箱を鑑定していきます。 ・すると、ごうかな箱から出てくるものがすべて黄金のタネになります。 (ごうかな箱に入っているものはすべてこの裏技がつかえます).

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