エーデル ガルト きっしょ。 【#FE風花雪月】最強のクラスチェンジ 〜エーデルガルト編〜 基本能力値ボーナス ステータス大幅アップ 育成方法【#ファイアーエムブレム風花雪月】

【#FE風花雪月】最強のクラスチェンジ 〜エーデルガルト編〜 基本能力値ボーナス ステータス大幅アップ 育成方法【#ファイアーエムブレム風花雪月】

エーデル ガルト きっしょ

先生・キャラクターを探せ 各節の最初に挿入される一枚絵。 エンドの絵は各ルート毎に違い、それぞれの代表的なキャラクター(級長とその忠臣等)が描かれていますが、 他にも探すとこのキャラクター?という人物がいました。 青学級では先生の後ろ姿が映っている? 青学級のエンド絵。 中央にディミトリがダスカー人と思われる子供やフォドラの子供と遊んでいる姿があり、 その背後にギルベルト?とドゥドゥー?が控えている、という構図。 後ろ二人は本人とは似てないので別人かもしれない。 注目は左の方に映っている 司祭らしき人物。 ニルヴァーナによく似た格好をしているので、これは先生かもしれません。 教会ルートの中央にいる先生?の格好と比較しても良く似ている。 赤と黄色ルートの絵では先生らしき人物がいないので、 信仰の厚い王国だからこそ司教が描かれているという背景を感じ取れて良いですね。 後、この絵で個人的に好きなのはディミトリの英雄の遺産にカバーがされていること。 平和になってもう使うことが無い+子供たちと遊ぶのに武器は要らねぇ!ということの表れの様に思います。 (まずはその角が刺さると痛そうな鎧を脱げとも思いますが。 ) 黄学級のエンド絵にマリアンヌにそっくりの女性が映っている? 黄ルートのエンド絵。 中央にクロードがいて、レスターの諸侯と何かを決定しているような構図。 気になるのは、 クロードの向かいにいる4人のうち、左から二人目がマリアンヌに似た髪型、服装なこと。 黄学級で、他ルートで引き抜きできないのは赤ルート分岐エーデルガルトの際のヒルダのみなので、 ここでマリアンヌが来ているのはちょっと意外。 ヒルダはこういう決議とかは嫌いそうなのと、家は継いでいないのでそもそも来る立場でもなく、 エドマンド辺境伯になったマリアンヌは来ているとかでしょうか。 (ローレンツはどうしたのという話になりますが、多分お父さんがまだ元気なんでしょう) そうなると、ここに映っているのは ローレンツ父、マリアンヌ、ヒルダ兄、誰か、 とかだったりするかもしれません。 他の二国の旗が踏みつぶされる赤ルート まさに覇道と言う感じで、 エーデルガルトが同盟とセイロスの旗を踏みつぶし、 ファーガスの旗を纏った人物が臣従を示すように見える赤ルートエンド絵。 右側は貴族支配から脱却したことを喜ぶ平民たち、 左側は暗殺を企んでいそうな闇に蠢く者達や教会の恨みがましく見る貴族や司教たちという構図。 不穏部分である左側にヒューベルトが配置されているので、 この先ヒューベルトが暗殺なりなんなりしていくのだろうと思います。 ディミトリと比較して英雄の遺産は裸のままで、 これからも闇に蠢く者達や反抗する貴族たち等との争いが終わらないことが暗示されているようにも思います。 わらしべクエストの小ネタ 散策パートでカトリーヌとシャミアから出されるわらしべクエスト。 ただ面倒なクエストかと思いましたが、 実は過去作のタイトルになぞらえて進んでいく過去作ネタになっていました。 紋章学の謎の書 これは分かりやすいですね、FEの初代主人公マルスの出る「 紋章の謎」が元ネタ。 暗黒竜要素は紋章の謎に統合されたから無し? 2. 麗しき聖人の系譜録 これも分かりやすい。 「 聖戦の系譜」が元ネタ。 風花雪月はタイムスキップという点が聖戦リスペクトを感じさせます。 聖戦ほどの衝撃展開は流石にありませんでしたが。 火封じのお守り これは「 封印の剣」と「 烈火の剣」のミックスだと思われます。 ロイ達世代が封印の剣、エリウッド達世代が烈火の剣で登場。 光り輝く石 これは「 聖魔の光石」が元ネタ。 ぶっちゃけやったことがないので良く知らないです。 すみません。 夜明けの軌跡の記録 夜明け=「 暁の女神」、軌跡=「 蒼炎の軌跡」の二作だと思います。 FEでトップの人気を誇る男主人公アイクの出演作。 凄い目薬 名前だけだと全然分からなかったのですが、ナンバリング順と、 ツイッターで見かけた「凄い目薬=すごく目が覚める= 覚醒」という解釈から覚醒のことだと思われます。 白と黒の砥石 白夜王国、暗夜王国ということで「 if」が元ネタ。 カトリーヌとシャミア、どちらか一人だけの好感度UPを選べます。 ifが小さいですが、if要素もひっそり挟まっているのが好きです。 他にも、オグマ山脈とか、 キャラクターの名前でもフェルディナント・フォン・エーギルのエーギルとか、 ちょくちょく過去作のネタが混じっているように思います。 自分が全然気が付いていないだけで多分もっと沢山あります。 エミールとメルセデスの一枚絵 イエリッツァ=死神騎士=エミール(メルセデスの弟)らしきことは作中何度も示唆され、 メルセデスとカスパルの外伝で殆ど死神騎士=エミールは確定します。 さらに青ルートかつこの外伝をこなしている状態で死神騎士を撃破すると、 以下の一枚絵が表示されて特殊な演出が入ります。 何故この二人だけ特殊演出?というのは謎ですが、 青ルートはよく言われるようにストーリーにかなり関わりあるキャラが集まっているように思います。 ディミトリ=級長、ダスカーの悲劇で家族や友人が目の前で死ぬ ドゥドゥー=ダスカー人、外伝攻略有無で永久離脱あり フェリクス=ディミトリの幼馴染で諫めるシーンも多い、ロドリグの息子、ダスカーの悲劇で兄が死亡 シルヴァン=ディミトリの幼馴染、マイクランの弟、紋章差別の体現者 アッシュ=ロナート教の養子 アネット=ギルベルトの娘 メルセデス=死神騎士の姉 イングリット=ディミトリの幼馴染、ダスカーの悲劇で婚約者が死亡 一枚絵も他のルートより多めなので、最初に作られたのが青ルートなのかもしれません。 (ただ、黄色ルートはムービーが多いので、そっちの方が工数はかかるし黄色ルートが先でもおかしくはない気がします。 ) まとめ FE風花雪月の小ネタをまとめてみました。 まだまだ駆け足で全ルートをまわっただけで、 気が付いていないネタも多そうなので、今後もゆっくり周回して気が付いたことはまとめていこうと思います。 今作は細かいネタが多く、設定が作りこんであるのが楽しいです。

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#FE風花雪月 #エーデルガルト=フォン=フレスベルグ 時のよすがに(FE風花雪月 ディミトリ×エーデル

エーデル ガルト きっしょ

それはひょんなことからだった。 「……こんな箱、私の部屋にあったかしら」 何を入れていたのだか、何の箱だったのかさえも綺麗さっぱり記憶から抜け落ちていたものだから、好奇心に負けてエーデルガルトは蓋に手をかけた。 ギィィ……箱が軋む音がして、埃が白く舞う。 自分の部屋にこんな古びた代物が置かれていたのか、と半眼になるが仕方ない。 エーデルガルトは自室に他人の手が入るのを好まない。 大まかな清掃や管理は召使に頼るものの、警戒心が先立って細やかな部分については触れるなと伝えてある。 よって召使がエーデルガルトの自室に出入りするのは必要最低限だ。 その結果がこの放置された箱なのだろう。 と……そんなことを考えていると、 「これは……」 箱の中にきっちりと収納された衣類。 黒を基調とした質のよい衣類の懐かしさに思わず目を細める。 学び舎時代は毎日のように身に纏った、言わば相棒。 エーデルガルトの制服だった。 赤のマントに愛用していた紅のタイツも一式入っていて、朧気ながら制服を箱に仕舞った時のことが脳裏に浮かんだ。 あれは、師を喪って間もないころ。 できれば思い出したくもない、苦い苦い日々の始まり。 最も信頼できる存在を見失って満身創痍の状態だったエーデルガルトは潔く学徒である証の制服を脱ぎ捨て、皇帝の情熱をあらわす深紅のドレスを身に纏った。 級長や他学級との暖かくも優しい日々を捨て去るように、師への想いにそっと蓋をするように。 じっと制服を眺めていると、学徒であったころの様々な記憶が思い起こされて自然と口角が上がる。 菫色の双眸に浮かぶのは、なんとも愚かでセンチメンタルな望みだろう。 皇帝になる宿命は避けえぬものだった。 だけれども、もう少しだけ、あの変わった誠実な元傭兵の生徒で在りたかった。 大いなる導き手ではなく、庇護される弱きもので在りたかった、などと。 そんな感傷は、その時エーデルガルトを珍しい行動に駆り立てた。 いまは自室に独り。 懐刀のヒューベルトは基本的に暇を邪魔してくることはないし、師は今ごろ皇帝の夫としての雑務を淡々とこなしているはずだ、と目論んで。 あのお方がこなしている政務の数々を知らないなどとは言わせませぬぞ」 なんのけなしに吐いてしまった弱音を、ベレト=アイスナーは自身の元生徒であるヒューベルト=フォン=ベストラにすげなく撃ち落される。 解ってはいる。 解ってはいるのだが、それでも、こうも忙しく骨休めの時間がないとなると、ベレトはほとほとまいってしまう。 欲も感情も希薄だった以前のベレトに比べ、現在のベレトは実に人間らしくなっていた。 エーデルガルトの前では彼女の師らしく、というか、大人の男らしく頼りがいある姿を見せよう、と意気込んではいるものの、同性で気心の知れたヒューベルトの前ではついつい気が抜けてしまう。 ここ数日は毎日楽しみにしている寝室での語らいもない。 それもこれも大がかりなフォドラの改革に伴う数えきれない仕事があるからだ。 へとへとに疲れたエーデルガルトはすぐに寝入ってしまう。 したがって会話もそこそこになってしまう。 そろそろお茶会でも開いてエーデルガルトと語り合いたい。 妻と蜜月の時を過ごしたいと望むのは夫としてごく自然なことだろう。 それに、エーデルガルトは常日頃から肩の力が入りすぎているところがある。 美味しいお茶菓子と帝都で名の知れた薫り高い茶葉を用意して、彼女を茶会に誘おう。 学び舎で教え教えられていた以前のように。 堅苦しいことを考えさせず、彼女の羽根を癒すのも夫である自分の仕事なのだ。 なんて頭の中で言い訳しながら、ベレトはきりのいいところまでタスクを終えて席を立つ。 くるったーんでマントを翻して鏡を見ていたら、扉が軋む音。 とともに。 「へ」 「な」 見られた。 見られてしまった。 よりにもよってこのタイミングで。 目を点にして見つめ合うは制服姿のエーデルガルトといつもの黒装束のベレトだ。 互いに固まって動けなくなったのは一方は恥じらいから。 一方はあまりの懐かしさと彼女の美しさから、だった。 「…………」 「…………」 記憶のなかよりも幾分スタイルがよくなっていて、もう見ることはないと思っていた制服を身に纏っている。 美しい銀糸の髪は学生時代と同じようにおろされていて彼女の瞳と同じ色のリボンが飾られている。 それになにより、彼女の姿にベレトは例えようもないほどに郷愁の念に襲われた。 蚊の鳴くようなか細い声で、顔面をこれ以上ないくらい真っ赤にして、エーデルガルトは恐る恐るベレトに視線を送る。 「あの、呆れたでしょう、師……」 ベレトはくすり、と笑って、 「いいや。 サプライズで嬉しいよ。 だってもうその姿を見ることはないと思っていたから」 「……師」 あんまり嬉しそうに笑うものだから、理由が気になって呼べば、 「俺だけみんなから取り残されたような感覚があったから、また生徒としての君の姿を見れる、というのが嬉しかったんだ。 もうそんなんじゃないのは解りきっているけれど、俺の手の内で護られているひとりの生徒ならばな……と逞しくなった君のことを見ていたから」 「そう、師もそんな感傷に浸る時があったのね」 私と同じで、という言葉は呑み込んで。 代わりに微笑む。 「私ね、師。 もう後戻りすることは許されないって知っている。 だからこの制服は今日を限りに捨てるわ」 「そうか……」 少しだけ残念そうに眉を下げるベレトに申し訳なさを覚えるが、それでも。 立ち返るは許されずとも、隣にはあなたがいてくれる。 それだけで、過去への想いなど綺麗さっぱり置いていけるのだから。 「ところで、エル。 とっておきのお茶菓子と茶葉を用意したんだ。 久しぶりに茶会といかないか?」 「ええ、喜んで」 気を取り直して、というふうにベレトが誘ってくれてエーデルガルトははにかむ。 たとえどんなに懐かしくても、戻りたくなるような温かさでも。 今が倖せだから、過去に囚われることなどしたくない。

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【FE風花雪月】エーデルガルトの愛称が『エガちゃん』に定着しつつあるわけだが……某芸人を連想してしまう人も多いのでは!?

エーデル ガルト きっしょ

「師……勝者の務めを。 私を討ちなさい。 今も各地で多くの人が殺し合っている。 私を討たなければ戦いは終わらない……」 世界の理を変えるため、フォドラの半分に戦いを挑んだアドラステア帝国皇帝エーデルガルト。 しかし彼女は新生軍との戦いに敗れ、敵対した今も師と仰ぐ傭兵ベレトの剣により、その命を終えようとしていた。 一度は教え子と呼んだエーデルガルトを殺すのは忍びない。 しかし彼女の言うとおり、この戦いを起こした帝国の皇帝を討たない限り戦争は終わらないのだ。 ベレトは無言で剣を構え、その首に刃を下ろそうとする。 その時だった。 ぞくり。 背筋に冷たいものを感じたベレトは剣を止め、そのまま背後に向き直る。 「待て……その女を殺すのは俺だ……」 「ディミトリ……」 そこに居たのは、ファーガス神聖王国の王子ディミトリだった。 ディミトリの姿を見て、ベレトが最初に思ったことは「やはり生きていたのか」ということだった。 グロンダーズ平原での戦いでディミトリの戦死報告を受けた後、ベレトは修道院でディミトリと再会していた。 あの時ディミトリはすぐに姿を消し、志半ばで散ったディミトリが魂だけの身となり自分のもとに訪れたのだと考えていたが、どうやらそれは間違いだったようだ。 どのようにしてディミトリが生き延びたかは分からない。 けれど元の色が分からないほど血にまみれた服と、何年も櫛を入れていないように見える乱れた髪。 そして幽鬼のようなな仄暗さを宿した瞳を見る限り、地獄よりも厳しい状況の中で生き延びてきたのが容易に察せられる。 「そいつは俺が……俺が殺す。 俺が、この手で……」 刃こぼれをした槍で体を支え、ズルズルと足を引き摺りながらディミトリはエーデルガルトを目指しこちらへ進んでくる。 「っ…………!!」 その鬼気迫る姿に、ベレトは思わずエーデルガルトを守る態勢を取った。 ついさっきまで、エーデルガルトの首を落とそうとしていたというのに、おかしな話だ。 「ふっ……」 エーデルガルトもそう思っているのか、形の良い唇の端を少し持ち上げている。 そしてエーデルガルトは、ディミトリの狂気から自分を庇おうとしている師の体を手で退けながらこう言った。 「感謝するわ、師。 でももう良いの。 彼にも私を討つ権利があるのだから……」 エーデルガルトはそう言うと、一歩。 また一歩と近づいてくるファーガスの王子に向けて、独り言のように語り始めていた。 「敗色が濃厚になり始めて来た時から、ずっと考えていたの。 どうして帝国が負けたのかを。 それはきっと、帝国がファーガスに戦力を集中しすぎていたからだわ。 もしも帝国がファーガスの統治を諦め、戦力を帝都の防衛と同盟、教団に向けていたらこうも簡単に追い込まれることはなかったでしょう。 でもファーガスの兵達は、帝国にそれをさせてくれなかった。 グロンダーズでの貴方の死が、ファーガス王族の統治を望む彼らの戦意に火を付け、文字通り死に物狂いで帝国軍に戦いを挑み、退くことすらままならなかったから……。 私を追い詰めたのは、ファーガスの希望であった貴方の存在だったの。 貴方もまた勝者。 さあ、私を討ちなさい」 「言われなくとも分かっている……」 エーデルガルトとディミトリの視線が交差する。 この二人の間に、自分が入り込むことは出来ない……。 そう悟ったベレトは、エーデルガルトの前からそっと身を引き、ディミトリに道を譲った。 「死ね……」 その短い言葉と共に、ディミトリの右手がエーデルガルトの頭蓋に伸びる。 「…………」 この手が頭に触れたとき、自分の命は終わる。 エーデルガルトはそう思い、死の瞬間は静かに迎えようとそっと瞼を閉じた。 ディミトリの指先が額に触れる。 死を迎える恐怖からか、はたまた冷えきった指の感触からか分からないが、エーデルガルトの体が一瞬びくりと震えた。 だが、ディミトリの手がエーデルガルトの頭蓋を潰すことはなかった。 彼の手にあったもの。 それはエーデルガルトの額を飾る帝冠だった。 黄金の帝冠が、ディミトリの手によりビキビキと音を立ててひび割れていく。 「何を……?」 ディミトリの意図を読み取れないエーデルガルトとベレトは、ただその光景を見守っている。 そしてパキンという軽い音と共に、アドラステアの帝冠は粉々に砕け散った。 手の中に残った帝冠の欠片を握りつぶしてディミトリが言う。 すると帝冠が失われた影響からか、エーデルガルトの髪を纏めていた角を模した髪飾りもぽとりと床に落ち、白雪色の長い髪が真紅の鎧の上にはらりと広がった。 そしてその瞬間。 見ていた誰もが目を疑うようなことが起きた。 エーデルガルトの珍しい白い髪が、根本の方からありふれたブラウンの髪に変色したのだ。 「あっ……!」 髪の色が変わったエーデルガルトは、そのまま糸が切れた人形のように体勢を崩す。 「エル!!」 ディミトリは槍を捨て、倒れかけたエーデルガルトの体をしっかりと支えた。 「ディミトリ……どうしてあなたがここに……? それにここはいったい……」 「エル……?」 エーデルガルトの言動は明らかにおかしかった。 口調がどことなく幼く、ディミトリがここにいる理由どころか、ここが何処かさえ忘れているように聞こえる。 「……ごめん。 ごめんよ、エル……!!」 ディミトリはそのまま、表情すら幼くなったエーデルガルトを抱き締めた。 「なんであなたが謝るの? あなたは私に……なにかしたの……?」 「何もしていない……何もしていないけれど、何も出来なかったから……だから、ごめん……」 「ふぅん……何もしていないのに謝るなんて……変なの……」 自分を抱き締めながら何故か謝るディミトリを見て、エーデルガルトはくすりと微笑む。 そしてそのままディミトリの背中に腕を回し、子供のような笑顔でこう言った。 「でも、いいわ。 あなたが謝っているんだから……ゆるしてあげる……」 エーデルガルトがそう言い、ディミトリの頭を優しく撫でる。 すると何処からかボッ! という音が聞こえ、抱き締め合う二人を紫色の炎が包み込んだ。 「エーデルガルト! ディミトリ!!」 「危ない! ベレト!!」 炎に包まれた二人を助け出そうとベレトは手を伸ばすが、それをセテスが引き留める。 「あの炎は普通のものではない。 何か特殊な力で燃やされている炎だ。 近づいたら君まで巻き込まれる危険がある」 「そういえば……」 セテスの言葉を聞いたベレトは、過去にエーデルガルトから聞いた話を思い出した。 エーデルガルトの体には、自分と同じ炎の紋章の力が宿っている。 しかしそれは自然に宿ったものではなく、人工的に与えられたものだと言っていた。 エーデルガルトに炎の紋章の力を与えた者達が、秘密保持のためにエーデルガルトの命が尽きる瞬間、その体を塵にするような処置を施していてもおかしくない。 この炎は、エーデルガルトの体を焼き尽くすまで消えることのない炎なのだ。 「そんな……」 ベレトはただ呆然と、炎に包まれていくエーデルガルトとディミトリの姿を見ていることしか出来なかった。 己の不甲斐なさにベレトは怒りを覚えたが、炎の中で抱き締め合う二人は幸せそうに微笑んでいた。 ディミトリの髪を撫でるエーデルガルトの唇が、かすかに動く。 エーデルガルトがそう言うと炎はより強く燃え盛り、灰も残さず二人の体を焼き尽くした。 「エーデルガルト……ディミトリ……」 二人の最期を見ていることしか出来なかったベレトが、フラフラとした足取りで二人がいた場所に歩み寄る。 するとコツンと小さな何かが靴先に当たった感触がした。 二人の形見が残っていたのかと、ベレトは視線を下にやる。 そこにあったのは、どちらのものなのか分からない、一振りの短剣だった……。 [newpage] フォドラ全土を巻き込んだ戦乱が終わり、新たな王が生まれて初めての春。 新王ベレトは旧帝国領にあるルミール村の共同墓地を訪れていた。 共同墓地の片隅には、墓碑に何も刻まれていない墓がある。 これはエーデルガルトとディミトリの墓だ。 墓といっても正式なものではない。 正式なものはちゃんと二人の故郷に建てられている。 この墓はベレトが勝手に作ったもので、墓碑の下には二人が消えた跡に残されていた一振りの短剣を埋めていた。 あの短剣はどちらか一人のものではなく、二人のもの。 そんな気がしたからだ。 「…………」 こういう場でどういった言葉をかけていいのか分からないベレトは、ただ無言で二人の墓を見つめている。 その時、背後から懐かしい声が聞こえてきた。 「よっ。 先生」 「クロード」 振り返るとそこには、金鹿の級の長であったクロードがいた。 「やっぱりお前も無事だったんだな」 「ああ。 あの場面じゃ死んだフリを決め込んでるのが得策だと思って、行方不明ってことにさせてもらったけどな」 グロンダーズの戦いで、当時同盟の盟主だったクロードは行方不明になったとベレトは聞いていた。 だがクロードのことだから何処かで生きているのではないかと思っていたら、やはりそのとおりだった。 「今はどうしている?」 「フォドラの外に出て、世界を見てるよ。 風の吹くまま今日は東に明日は西に。 気楽なもんさ」 「同盟に帰ってくるのか?」 「そのつもりはないから安心してくれよ。 俺が居なくても同盟の……いや。 元同盟の奴らは上手くやってるみたいだからな。 今さら実は前盟主は生きてました~。 なんて出ていって、波風立てることもないだろ。 何も言わずに別れちまった金鹿のやつらには悪いと思うが……それでも先生には一言挨拶ぐらいしておこうと思ってな。 あいつらの墓か?」 「ああ。 遺体は無いが……」 ベレトはそのまま、クロードにエーデルガルトとディミトリの最期を語っていく……。 「はー。 エーデルガルトの髪の色が白から茶色に変わって、記憶にも変化があったと」 「その後幼少期のエーデルガルトの世話役をしていたという侍女を見つけ、話を聞いてみたらエーデルガルトの本来の髪の色は茶色だったようだ」 「つまり元に戻ったってことだな。 一体どういうことなんだろうな……」 ベレトから一連の話を聞いたクロードは、謎の多いエーデルガルトの最後にうんうんと頭を悩ませている。 その答えになるかどうかは分からないが、ベレトが自分の考えを述べた。 「これはセテスから聞いた話だが、人は自分の心が耐えきれないような事態に直面すると、そこから逃れるために別の自分を作り出し、本来の自分を心の奥底に隠すらしい。 俺も詳しくは知らないが、エーデルガルトは子供の頃。 宰相派の貴族からとんでもない仕打ちを受けたと聞いた。 もしかしたら俺たちが知っているエーデルガルトは、そうやって産み出された存在で、本来のエーデルガルトは死の直前に目覚めたあのエーデルガルトかもしれないと俺は考えている」 「ふむ。 そういう話なら俺も聞いたことがあるぜ」 「エーデルガルトが真の敵と考えていた闇に蠢く者たちも、エーデルガルトのそういった精神を知っていて利用した可能性がある。 ディミトリが破壊した帝冠は、エーデルガルトの精神を操作する作用があったのかもしれない」 「それで元に戻ったと。 ディミトリの方はそれを知っててやった可能性は低いが……こういうのを『奇跡』っていうのかね」 「『奇跡』で良いだろう。 実際のところエーデルガルトと闇に蠢く者達に関しては何が真実なのか分からないんだ。 俺たちがそれを『奇跡』と信じるのなら『奇跡』になるさ」 「ずいぶんと軽い『奇跡』なことで。 ところでさ。 先生はどうして、二人の墓をこのルミール村に決めたんだ?」 ベレトが望むのなら、フォドラの政治の中心になりベレトの住まいにもなっているガルグ=マクの墓地にエーデルガルトとディミトリの墓を建てることも出来るだろう。 二人がそれを望むかどうかはさておき、ベレトの二人との距離は今よりずっと短くなるはずだ。 そのクロードの問いに、ベレトが天を仰いで静かに答える。 「時のよすがに導かれ今度二人が生まれて来るときは、王族とか貴族とかではなく、この村の子供のような……どこでもいるような普通の子供として生まれて来てほしかったから……だからここに、墓を建てたんだ……」 「そっか。 そうだよな……」 生まれた血筋に振り回された二人だったから、来世ぐらいはありふれた普通の子供として生まれてほしい。 それがベレトの願いだった。 「二人が普通の子供として生まれてきたらきっとあんたのことには気づかないと思うけど、それでもいいのか?」 クロードのその言葉に、ベレトがかすかに笑ってこう返す。 「構わない。 教え子の幸せを祈るのが、教師のつとめだからな」 [newpage] 二十年後。 ガルグ=マク士官学校……。 「今年の新入生も元気な子達ばかりだ」 フォドラ王ベレトが、修道院のバルコニーから、かつて自分が初めてガルグ=マクを訪れた際、当時の大司教レアがしていたように、士官学校の門をくぐっていく新入生達を見つめている。 どの生徒も、新しい生活への期待と緊張に満ちた顔をしている。 そんな中、勢いよくガルグ=マクの門を駆け抜けていこうとする二人の新入生の姿があった。 「ほら、アレク。 早くしないと置いていくわよ」 「分かってる。 お前こそ遅れるなよ、エル」 旧知の仲らしい二人は、バルコニーから自分達を見つめるフォドラ王に気づくことなく、そのまま手を取り合って士官学校の門をくぐる。 「ふふっ…………」 その光景を見て、ベレトは小さく微笑んだ……。

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