七夕伝説に欠かせない、天の川。 みなさんは、天の川を見たことがありますか? 意外と、天の川という存在は知っていても、実際に見たことがある人は少ないかもしれません。 そこで、天の川を見たい人のために、2017年の天の川の見られる時間・方角を紹介していきましょう! [adsense] 星々の煌めき!天の川とは一体何? 七夕伝説を語る上で、欠かせない存在が天の川ですよね。 「天の川とは何か?」 そう聞かれて、ちゃんと答えられる人はどれくらいいるでしょうか? まずは、天の川とは?から説明していきますね。 天の川とは、英語で『ミルキーウェイ』とも言われるもので、空を見上げると見ることのできる雲状の光の帯です。 東アジアの伝説では川として見られ、ギリシャ神話では道として見られています。 地域の差が表れていて、なかなか興味深いところです。 さて、そんな天の川ですが、ざっくりと言ってしまえば、これは 銀河 に該当する存在ですね。 天の川は銀河のため、実は 天の川は一年中どこにいても観ることのできる銀河の一つ なのです。 七夕伝説などが、あまりにも有名なため、天の川は七夕に見えるものと思われがちです。 しかし、七夕と真逆の季節である冬でも、天の川は見ることはできるのです。 また、天の川は、北半球だろうが南半球だろうが関係ありません。 世界中どこにいても、天候が良く暗い場所であれば見ることが可能。 そもそも、地球や太陽系自体が天の川と呼ばれる銀河の一部に属しているわけですから、認識としては、 天の川という銀河を内側から見ている ようなものなのです。 では、そんな天の川ですが、2017年の日本では、どの方角で見ることができるのでしょうか?.
次の天の川が見える場所2019西日本の穴場は? 天の川というのは、夜空を横切るように現れる雲状の光の帯のことですね。 東アジアの神話では夜空の光の帯を、川(河)と見ているのですが、ギリシャ神話では、これを乳と見ているのです。 それで、英語圏では、天の川のことを、Milky Way(ミルキーウェイ)と言っています。 天の川は、空全体的に現れるのですから、どこでも見えるのですが、 特に、綺麗に見える場所・インスタ映えする場所をご紹介しますね。 にしてもここホント綺麗で時間撮影してても飽きないです。 — まぁちゃん kitamaje こちらの公園は、 北房(キタボウ)ほたる公園といい、ゲンジボタルが飛び交う様子を見ることができる公園として有名です。 時期があえば、ホタルを見た後に天の川を見る事もできますね。 地上にはホタル、空には天の川、、、素敵ではないですか! UFOライン(高知県) 菅田将暉さんと中条あやみさんがカローラスポーツのCMのなかで走っていた高知県いの町の「UFOライン」。 星空へと続くような道路はほんと絶景すぎでした! ここは四国のなかでかなりのおすすめスポットです! (3日前に撮影) — KenKen KenKenPhoto 石鎚山を背景に伸びる全長27km、標高1300m~1700mの尾根沿いを縫うように走るルートは、天空へと続く絶景のドライブコースとして人気があります。 標高が高く、さえぎる物がないこのエリアは、天の川がよくみえるでしょうね。 引用: 昼間に見ると、こんな感じです。 こちらは、近くにある「森の学校」という自立支援施設の方々が、みんなが楽しくなるようにと作った作品です。 名称 森の学校 大きな椅子 場所 福岡県豊前市下河内 駐車場 無料 アクセス 豊前ICから約5km、車で9分ほど *グーグルの地図では、 椅子のオブジェで見つけることができました。 *トイレはありません。 中岳を臨み、大草原が広がるこの景色は、ただそれだけでも素晴らしいのですが、 ここに天の川がコラボしたら、さらに素敵! 何もさえぎる物がなく、星空を眺めることができますね。 天の川が見える場所2019・見える時間や方角について 見える時間 天の川は、周りが暗くならないとよくみえません。 ですから、日没後、しっかりと暗くなってからですね。 良く見える時間は、午後9時過ぎからがベスト!ですよ。 見える方角 天の川が 見える方角としては、東の空を見上げてくださいね。 引用: そうすると、高い位置に 織姫星(こと座のベガ)と斜め下に 彦星(わし座のアルタイル)が明るく光っているのが見えます。 さらに、もう一つ、左下の方に明るく光る、 デネブと呼ばれるはくちょう座の星があります。 これら 3つを結んでできる大きな三角形が「夏の大三角」と言われています。 この大三角形の間に流れるようにあるのが、天の川です。 うっすらと見えるでしょう? *さらに! 2019年は7月3日と8月1日が新月なので、この前後のころには月明かりの影響も小さくなります。 夜空が暗い状態ということですね。 ですので、 天の川が見やすくなりますよ!わーい!.
次のもくじ• ただ、一番観測しやすい時期というと、 やはり、 「夏から初秋にかけて」になります。 ですので、 七夕は天の川を見やすい時期、なんですね! ちなみに、七夕というのは、もともと、 旧暦の7月7日(現在では8月頃)にあたるので、 梅雨があけているかどうか、微妙な 現在の7月7日よりも、 旧暦の7月7日のほうが、 天の川が見られる確率は上がるでしょう。 2016年の旧暦の7月7日は、2016年8月9日、 2017年は、8月28日になります。 そのころに、見上げてほしい方角を 次に、説明しますね。 スポンサーリンク 天の川のある方角 7月であれば、東の空の高いところに 織姫星のベガ、そこから遠い位置にある 彦星のアルタイルが見えます。 他の星よりも、 明るく光っているので、 見つけやすいと思いますよ。 この織姫星のベガと彦星のアルタイルと、 デネブという星が結んでできるのが、 いわゆる「夏の大三角」と呼ばれるものですが、 そこから、 さそり座にかけて見えるのが天の川です。 ちなみに8月になると、 頭の真上に、夏の大三角が来ると思います。 夏の大三角 posted by C Hisagi 2008 on Wikipedia 天の川を見やすい時間 天の川が見やすい時間は、 19時~22時頃だと言われていますが、 場所や季節によって異なります。 (場所については次で説明しますね!) 七夕の時期であれば、19時から20時が、 1番よく見えると言われています。 天の川を見るのに適した場所 天の川は、 うすーい雲のように 見えるものなので、都心部などの 街中の明かりが強いところだと、 観測はかなり難しいです。 なので、街頭や家の明かりなど、 人工的な光がない、 暗い場所へ行って 見るようにするといいですね! また、 少し標高が高いところの方が 見やすいという場合もあるようで、 東京であれば、高尾山や箱根、 関西ならフォレストパーク神野山とかですかね。 満月の時期や、月が近くにない時間帯を 狙うといいでしょう。 以上、見られる時期や方角、 時間や場所などを紹介しました。 天の川を見るためには、事前に いろんな下調べが必要のようですね 笑 最後に、天の川の観測で必要なものも お話しておきます。 観測にあると便利なもの• レジャーシート• 水筒(飲み物)• 望遠鏡• 星の名前が書かれているシート• 懐中電灯• 何か羽織るもの 天の川に限らずですが、 星を観察するというときには、 望遠鏡があると楽しめます。 レジャーシートがあれば、 仰向けで寝て見ることも可能です。 水筒は、山などで、近くで飲み物を 買えないという可能性もあるので、あると便利です。 また、天の川を見るには、暗い場所が いいので、怪我などをしないために、 懐中電灯を持っていくと大変助かります。 街中はそうでもなくても、 山の上は冷えるということもあるので、 何か1枚、羽織るものを持っていくといいでしょう。 星の名前が書かれているシートは、 小学生が、授業のために使っているようなものですね。 どの方向にどんな星が出るのか分かるため、 それと照らし合わせながら・・・ というのができるので、 観察も楽しくなると思います。 <合わせてよく読まれている記事>.
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